自分を縛りつけていたものは、自分。
私は過去、火星人でした。
火星人になりたくてなりました。
なぜなら、
地球に存在する人間として、
自分は相応しくないと思ったからです。
周りの人が笑うことの何が面白いのかがわからない。
「楽しい」と口にするその感情の源がわからない。
周りにいる人たちが、皆同じ目的で同じ方向を見ている中に自分もいる時、
キューっと自分がどんどん小さくなって、何も考えられなくなってしまう。
また、人間の顔についている目、鼻、口といったものが、
ただの生命存続のための器官だと思った瞬