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大好きだった先輩に会いたくなった。
大好きだった先輩って心に残っているもの。たとえそれが昔の話だろうと、引き出しの奥にあるだけで、忘れてはいないはず。
先日、整頓をしていたら学生の頃にもらった手紙を溜めていたボックスを見つけた。
小学生の頃から高校の頃まで。青春と人間関係をしっかりと思い出させてくれるもの。
その中で、高校の部活の先輩にもらった大事な手紙を発見した。
先輩とはペアを組んでおり、一緒にいる時間も長かった。
しかし、私は未熟すぎて年上と人との接し方が本当に分からなかった。だから、そんなに話した思い出はない。と思う。
それでも、たくさん助けられたし、一緒に頑張ってきたし、練習もたくさんした。頑張るぞ!と試合もたくさんした。練習試合もたくさんした。
そんなに話してる感じでもないのに、寂しくて大好きで引退の時にはたくさん泣いてしまったのを覚えている(笑)
その時にやっと1番近づけた気がした。
正直、厳しい先輩なので怖かった(笑)
たくさん注意されて、頑張った。厳しかった。先輩の期待に応えることができなくて辛い時もあった。
でも1番大好きだし、一緒にペアを組めてよかったなと心から思っている。
先輩はきっと先生になっているのだろう。
そして、その先輩に教えてもらえる生徒を羨ましくも思う。
あんな素敵な人に多感な高校生の時期に出会えるなんて!しかも先生として出会えるなんて!なんて幸せな生徒たちなんだろう。本当に羨ましい。
先輩はきっと、私にとって初めての「師」何だと思う。
心の師、部活の師。私にとって「かっこいい先輩」という像は、彼女で成形されている。
先輩の連絡先がわからないから、今経由して聞いているところだ。
私と会っても話すことないかな、迷惑かな、とも思った。でも、この機会、このタイミングを逃したら、きっと会うことすらなくなってしまうのではないか!と思ったので、怖いけど連絡をしている。
会いたい!と思った時に会わないとね。いつ会えなくなってしまうかなんて分からないんだから。
まだ何も始まっていないけど、会えるといいなあ。