教師という仕事。やりがいが教師を壊す。
教師という仕事。
教師という仕事は、とてもやりがいがある。
たくさんの時間を仕事に費やす。
もはや24時間365日仕事のことを考えているといっても過言ではない。
少なくとも私は、休日に家でぼーっとしてるときも、「こんな話を生徒にしようかな」とか、「こうやって伝えたらわかりやすいかな」とか考えてる。
そのおかげで、「先生、ありがとう!」という言葉をたくさん聞ける。
子どもたちの笑顔を毎日見ることができる。成長も見守れる。
たくさんの人たちに存在を認めてもらえる。
やりがいがたくさんある。
でもそのやりがいが、やりがいこそが、教師を壊してしまう。
やりがいがあるから!がんばらないと!
という気持ちが、教師を破滅へ導く。
いつも気が休まらない。
仕事と休みの区別がなくなる。
「残業しなかったらいい話じゃん!」
「仕事は放ったらかして帰っちゃえ!」
できたらみんなそうしてる。
残業しなかったら次の日の授業ができなくなる。
子どもの未来のために授業をする。いい加減な授業はしてられない。
残業しなくても、授業をしようと思えばできないこともない。でも、そうすると、何も子どもにとって身にならない。無駄な時間を過ごさせてしまうだけ。
私の周りの教師たちもどんどん壊れていく…
とってもやりがいがある仕事だからこそ、魅力をもっと発信して、たくさんの人たちに教師になってほしい。
でも、魅力だけを発信してられないのが今の教育現場の実情。
ただの夜のつぶやきです。