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あの時に戻れるのなら仕事なぞ休みあのこを抱きしめていた
東日本大震災から11年目。
あの日は私と愛犬の別れの日となった。
彼は若くは無かったけれど調子が悪い訳ではなく、あの日の朝もいつもと変わりなく、日課の散歩をした。そして私は出勤する。天気の良い日。
そして、午後。
私の住んでいる地域は大きく揺れはしたが、
死傷者は一桁で被害は軽かった。
まさか、彼が玄関先で冷たくなっているとは。
大きな地震でびっくりしたのかな。
怖かっただろうな。
心細かっただろうな。
私を探したのかな。
あの時、もし一緒にいたら、、死ななかったのかもしれない。
普段、この毎日が明日も明後日も続いていくと思っている。段々変化はするけれど。でも突然断ち切られてしまうと哀しみは大きく受容は難しい。その突然は誰にでもいつでも起こりうるのだ。
だから、今 が大事なのである。