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ひらひらと降り積み続く後悔を花片か雨雪選ぶはわたし

鏡より醜く見えてしまうから写真フォルダは景色が並ぶ

縁側で足をぶらぶらさせている西瓜の黒子頬撫でる風

朝顔のつゆで描かれし金魚かな指から溢れ空に消えゆく

太陽と月が交代するだけで世界は変わり日々累々たる

見上げれば桜花渦巻く足元に気高く薫るすみれ一輪

  • 短歌でノート 大人の作文

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