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当たり前のことに気づくか気づかないか

みんな幸せになりたいと思って生きている。不幸になりたいと思って生きている人なんてきっと誰一人としていない。そしてその方法をそれぞれに一生懸命またはなんとなく、探している。

この本を読んだとき、今までぼんやりとしていたことが鮮明に見えた。自分の中で納得できた。根性論や曖昧で漠然とした理想論ではなく、ハッキリと道筋が示されていた。自分が何か疲れたとき、何か違うって思ったとき、何が不足しているのかを、自分で対処できるって思えた。

空を見るだけで幸せ、身体が動かせることが幸せ。当たり前と思っていることは失ってからその大切さに気づく。そして失ってどんなに修復しようと思ってももう決して元には戻せない。

土台から幸福を積み上げているのか、いつも自分に問いかけたい。目先の幸福を追いかけて大切なものを見失っていないか。わかりやすい目先の幸福に、本当に大切なものを犠牲にしていないか。ついつい軽んじてしまうけど、失ってしまうと決して取り返すことの出来ない大切なもの。当たり前すぎて軽んじてしまうこと。

みんなで意見を交換しながら本を読む、いわゆる読書会というものに、初めて参加してみた。一人で読むのと、また違った角度からの気づきが得られて、本当に有意義な時間だった。そんな仲間に出会えたことに、心から喜びを感じている。時間=命、その使い方を、常に自分に問いかけたい。


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