息子の成長にびっくりその3、「感動して泣く」なんて?!【自閉症・ADHD子育て】
自閉症スペクトラムの小5息子、最近、情緒面がすごく成長している!と思うのですが、またびっくりなことがありまして。
先週になっちゃいましたが、
「クールランニング」という映画が金曜ロードショーでやっていました。
夏季オリンピック選考会での転倒に巻き込まれオリンピック出場の夢を断たれてしまったジャマイカの陸上競技選手が、違う競技で金メダルを取ろうと挑戦した競技がなんと「ボブスレー」。常夏の国から冬季オリンピックに参戦した男たちの実話を描いたコメディです。
北京オリンピック開催記念で24年ぶりにジャマイカチームが出場する、ということもあり放送されることとなったようです。
私はそれが放送されることを知らなかったのですが、息子は映画がわりと好きなのでいつも金曜ロードショーをチェックしており、気がついたら息子一人で観てました。
いつも私たち22時には寝ているので、本当は寝たいし寝かせたかったのですが、あまりに熱中して爆笑しながら観ているので、この映画おもしろいからな〜まあ明日休みだしいいかな〜と思い、珍しく最後まで一緒に観ました。(普段は先に寝ちゃったりします)
ネタバレで申し訳ないのですが、( 一応行間開けときます)
最後、このままいけばメダルに手が届くか?!というところで、競技中にソリの金具が外れてしまい大クラッシュ!!してしまうのですが、選手たち全員でソリを担いでゴールを目指す姿に他国の選手や観衆からの万雷の拍手が沸き起こり、チームは完走を果たす、というところで終わります。
それを見て息子はあまりよくわからなかったようで、
「どうしてみんな拍手してるの?」と聞いてきたので、
「メダルを取るだけが全てじゃないんだよ、暑くて雪がない国なのに頑張って練習して、転んじゃったけどみんなで最後まで頑張ってゴールしたことがすごいんだよ、だからみんな拍手したの。だからね、間違ったって失敗したっていいの、頑張ることが大事なんだよ」
と言ったら、
ぷいっと後ろを向いてそのまま布団にいってしまいました。
なんだよー今すっごいいいこと言ったのになあ、と思ったら様子が変。
なんと、泣いてました!!
泣いたのが恥ずかしいのか隠れていましたが、感動して、泣いてました!
今まで映画とかアニメとかを観ていて、「かわいそう」で泣くことはあったけど、感動して泣くことなんてなかった!!
そもそも「かわいそう」ということも、感じれることがすごいな、と思います。
何度も書いてますがなにせ自閉症の子は相手の気持ちを想像することが苦手なんです。お話の流れをちゃんとわかった上で、感情移入してなんて、今までなかった!!
なにか感じてくれたのかな、情緒部分とても成長しているんだなと思いました。
一緒に最後まで観ててよかった。。
息子はもうすぐ6年生。
環境調整がうまくいっていれば5年生とか6年生でこういう子(息子のようなタイプ)はぐっと変わるよ、とベテランの先生に言われほんとかな〜?と思っていたのですが、もしかしてそうなのかもしれない…。
6年生どうなるのか楽しみです!
一人で考えていてもモヤモヤしてしまう方、夢に向かって行動したい方、子育てについて誰かに聞いてみたい方、うちの子は発達がゆっくりかなと悩まれている方、一緒にお話ししませんか。
自閉症スペクトラム・ADHDの小学5年男児の子育てしています。小学校支援員、発達サポーター、コーチングプレイス認定コーチです。
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