大人に失望する子ども【小学校の現場から】
羊さんの記事を読んで思い出しました。
(羊さん、勝手に引用させてもらいましたが大丈夫でしょうか?)
通常級で支援していた時に
何度か学校から逃げだそうとする子がいて、(そういう子は一人二人ではない)
話を聞いていました。
「帰りたいって先生に言おうか」と私が言うと、
「先生はどうせ、帰らせてくれないから」
と言うのです。
私が知っている範囲では、という話ですが、
学校の判断なのか先生個人の判断なのかわかりませんが、明らかな体調不良でない限り簡単に帰らせてくれないのが事実です。
学校から逃げようとする子はすでに何度かそういうやりとりを経験しています。
先生に頑張って言っても軽くあしらわれたら、「どうせ帰らせてくれない」になりますよね。
すでに大人に失望しているんだなと思いました。
子どもにとって大人は憧れの存在であってほしい…。将来に失望してほしくない。
今私が勤めている支援級では、帰りたいなら帰れます。(もちろん迎えが必須ですが)
通常級でも帰りたいなら帰れたらいいのに。
でも、、親からしたら、明らかに体調不良でないのに「お子さんが帰りたいと言ってます」といって電話がかかってきたら、「具合悪くないならちょっと頑張ってよ」と思ってしまうなと思いました。
実際息子が中学に入って喉が痛いと言って帰ってきたときは私も休みを取らねばならず、勘弁してよと思いました。
そういう背景もあって簡単には帰らせられないのでしょうか。
子どもに失望してほしくないけれど、学校の都合、親の都合もある…。
本当に難しいですね…。
学校が安心安全な場になるにはどうしたらいいのか。
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