わすれもの わすれてもなお 《詩》
はじめて空を見たのがいつなのか
もう思い出せない昔話の出来事で
いつか会えると別れた誰かの声を
忘れてしまったあの日に帰れたら
はずかしがらずにいまふりかえり
なんどもいくどもサヨナラを越え
5日と7日のさらなる先へと届く
今からうまれるミライの外にむけ
かけあがり止まらずにうきあがり
どこまでも飛んで泳いで行きたい
忘れてしまった鳥と魚の記憶たち
もうあの頃みたいにはあそべない
顔も名前も思い出せないともだち
はじめて出会った日はいつなのか
初出:2023/05/24 note(書き下ろし)
なんとなく文字数合わせと十四行詩で。
透明度の高い快晴の空はいつまでも見ていられそうです。
あー、しごとしたくない。
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