こんに千葉ツーリング vol.2 2/2
【文字数:約1,100文字】
前回は千葉北部ツーリングの記事を投稿した。
その翌日に目覚めると、なぜか落花生になっていた。
(これはもしかして……ピーナッツに転生したのか!?)
などと考えていたら、隣の落花生が笑った。
(前の記事で紹介しているのは茨城じゃないか! その報いをお前は受けたんだ!)
そんなことを言っているような気がして、2本立てに変更することにしたのが本稿だ。
ちなみにヘッダー画像の落花生は撮影後、スタッフが美味しく頂いた。
◇
千葉の銚子には銚子電鉄という路線があり、始点となる銚子駅から終点の外川駅まで大人350円で乗れてしまう。
それもそのはず、全長が6.4kmで所要時間20分ということだから、路線バスのような感覚だ。
銚子電鉄は「経営が危ない」という負の情報を積極的に出すことで、地方路線でありながら異様なほどの知名度を獲得した。
その終点となる外川駅がコチラ↓
折り返し運転に入る前の電車に近づくと……
ディーゼル機関で動く電車ではないので、想像していたよりも車両は綺麗に見えたし、のんびり車窓を楽しむのも良さそうだ。
隣の犬吠駅にも行ってみると、うわさ通りの奇妙なホームが視界に現れた。
西洋を感じさせるホームながら、この反対側にある広場では太極拳らしき動きをする御老人がいて、時空が歪んだのかと錯覚した。
犬吠駅からはチーバくんの後頭部、その先端にあたる場所には犬吠埼灯台がある。
↑の写真は神奈川県から出発した心理的な距離感を表しており、その前に掲載したのは霞ケ浦を撮ったものだ。
実際は駅から歩いて約10分なので、どこかの旅番組っぽくワープしてみよう。
前回のツーリングで訪れた千葉南部では洲崎灯台、野島崎灯台を訪れたものの、こちらは灯台の他に多くの展示物があり、近くの観光施設も充実していた。
◇
2回のツーリングで千葉の大きさを体感したけれど、海沿いが中心だったので機会があれば山間部にも行ってみたい。
とくに今回の収穫と言えるものをあげるなら、地元産の落花生を手に入れたことだろう。
塩茹でしても少しだけ甘く、よくある乾燥ピーナッツにはない旨味があって、枝豆のように旬ものとして今後も買い求めたいと思った。
これで落花生に転生したときも安心だし、夜な夜な自転車に乗って現れるというチーバくんも見逃してくれるだろう。
※ 記事内には奇妙な表現がありますので、くれぐれも信用してはいけません。