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読書レビュー

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読了した書籍のレビューをまとめています。はじめに文字数を書いてあるので、目を通す際の参考になれば。
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記事一覧

あなたの同志に敬愛を、敵に銃弾を

『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬 読了レビューです。 文字数:約1,500文字 ネタバレ:一…

りんどん
9日前
5

産むも産まぬも産めぬのも

【文字数:約1,800文字】  タイトルの「産むも産まぬも産めぬのも」を早口で10回言ってみま…

りんどん
1か月前
12

VTuberのVについて考える

『VTuber学』岡本 健/山野弘樹/吉川 慧 編著 読了レビューです。 文字数:約2,800文字 ネタ…

りんどん
2か月前
10

たぶん100万回生きたら美桜みたいになるとしても

『100万回生きたきみ』七月隆文 読了レビューです。 文字数:約1,400文字 ネタバレ:一部あり…

りんどん
3か月前
12

すべてのものは闇を持ち、それは光の裏返し

『潜入ルポ アマゾン帝国の闇』 横田増生 読了レビューです。 文字数:約1,600文字 ネタバ…

りんどん
3か月前
13

燃える先端の炎は人生のようで

『煙色のまほろば』 後藤うどん 読了レビューです。 文字数:約1,500文字 ネタバレ:一部あ…

りんどん
4か月前
6

おうちのそとにはキケンがいっぱい!

『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』 羽根田 治 読了レビューです。 文字数:約1,000文字 ネタバレ:一部あり  なにかに挑戦して失敗したら「ほれみたことか」と、なにもしない人間が得意げに振る舞うらしい。  本書のタイトルには、そうしたツーと言えばカーの脊髄反射みたいな趣がある。つまり本書を読まずに死んだら「ほれみたことか」と言われるかもしれない。  内容は分かりやすく「○○で死ぬ」に続いて死亡、もしくは重症などに到った経緯、そして対処法を

捨てる神あれば拾う神あり、されど神は人の作りしもの

『デオナール アジア最大最古のごみ山』 著:ソーミャ・ロイ 訳:山田美明 読了レビューです…

りんどん
8か月前
9

わたくしのこと、きらいにならないでほしいですわ~!

『女ことばってなんなのかしら?』平野 卿子 読了レビューです。 文字数:約1,200文字 ネタ…

りんどん
10か月前
14

あたま あたま あたま~ あたま~に~きの~こが~

『日々のきのこ』 高原英理 読了レビューです。 文字数:約1,000文字 ネタバレ:一部あり …

りんどん
11か月前
9

生きているだけでも死への抵抗になる

『布団の中から蜂起せよ』 高島 鈴 読了レビューです。 文字数:約1,000文字 ネタバレ:一…

りんどん
1年前
15

表紙のベニテングタケがすべてを語る

『どく・どく・もり・もり』背川 昇 読了レビューです。 文字数:約1,100文字 ネタバレ:一…

りんどん
1年前
41

見た目と中身が一致するとは限らない

『かさねと昴』 山田金鉄 読了レビューです。 文字数:約1,000文字 ネタバレ:一部あり ・…

りんどん
1年前
14

SI おれたちはいつでも 2人で1つだった

『ピンクとグレー』 加藤シゲアキ 読了レビューです。 文字数:約1,000文字 ネタバレ:あり ※ タイトルは修二と彰「青春アミーゴ」の歌詞より引用 ※ ヘッダー画像左が単行本、右が文庫版 ・あらすじ 河田大貴と鈴木真吾は小学生のときからの親友だった。  けれども2人は、やがて「河鳥大」、「白木蓮吾」となり、違う道を歩き始める。  その道がふたたび交わるとき、2人は1つになる──。 ・レビュー 作者はNEWSの加藤シゲアキさんで、刊行当時は現役アイドルが執筆したとい