【自社開発・受託開発】エンジニアはどっちにいくべき?
私は6年近く自社開発のWebベンチャーでエンジニアとして働いている。
一方で、副業として受託開発の案件を受けたり、受託開発の会社の中に入って社員の方々と一緒に開発をすることもしてきた。そして、今となっては、受託開発事業を生業とする法人を経営している。
その結果、自社開発企業で働くことと受託開発企業で働くことのメリット・デメリットが見えてきた。
このnote記事では自社開発と受託開発の違いを共に経験した私が解説しようと思う。
収入
まずは、収入面を比較していく。
正社員としての収入
自社開発だろうが受託開発だろうが、入る企業によって異なる。というのが結論なのだが、私の感覚として自社開発企業の方が平均サラリーが高いように感じる。
フリーランス・副業としての収入
フリーランスや副業としての収入は圧倒的に受託開発の方がいい。
自社開発の場合、特定のシステムや機能を作ったとしてもその機能が収益をいくら生み出すか計算できない。そのため、どうしても月額契約や時給契約になってしまう。
しかし、受託開発の場合「このシステムを作って納品したら、100万円」みたいなシンプルな流れのため、クライアントが求めるシステムを最速で仕上げることで収入を上げることができる。
私の経験では、受託開発の方が2倍以上稼げる。
スキル
次はスキルについて解説する。
収入という意味では受託開発に軍配が上がったが、エンジニアにとっては技術力もお金以外の資産だ。そのため、スキルがつく働き方は重要な要素となる。
自社開発の方がスキルが身につく
両方で働いた感覚では、自社開発企業の方がスキルが身につく。
職業エンジニアにとって0->1で何かを作るスキルよりも、既に稼働しているシステムを何年もの間、安定して運用し続けるスキルの方が重要だ。
そのため、1つのシステムを大人数で何年も運用する自社サービス企業はエンジニアにとって学びの宝庫だ。
また、後ほど説明するが、自社開発企業は基本的に納期がない。そのため、複数のエンジニアで設計からソースコードまで全てレビューを行う。
細かいレビューはエンジニアの成長に必須要素だ。そのため、スキルを身に付けたいエンジニアは自社開発企業の方がオススメだ。
ワークライフバランス
次はワークライフバランスについてだ。
自社開発の方がワークライフバランスがいい
もちろん個人的な意見になるが、自社開発の方がワークライフバランスがいい
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