見出し画像

 落語を極めたい23歳保育士

 ~ご挨拶~
 こんばんわ皆さん👋
だいぶ日記をおさぼりしていて毎日変わったことも、ネタもないので思いついたのは落語を極めること。

落語家になるのではなく、趣味の落語に熱を注いでみようと思いまして。
どうぞお付き合いくださいませ(__)

            

さて、今日は「鼠穴」です。
三遊亭圓生さんの落語を聴きました。

~お話~
 親が死んだときに分けてもらった身代を、すっかり放蕩で使い果たした竹次郎は、江戸で商売をやって成功している兄を頼って来たが、兄は奉公させてくれと頼む竹次郎に「他人に使われるのはつまらない。資本を貸すから自分で商売をしてみろ」とわずか三文の金を包んで渡した。包みを開けてみた竹次郎は腹を立てたが、やがて考え直し、米俵の上へのせる丸いさんだわらをを買って、それをほどいて孔あき銭を差し出すさしをこしらえて売り始めた。これから次々と商売をして、蔵を三つも持つような身代になった。

 ある日、再び兄を訪ね、礼を言って三文の金を返した。風が強いので火事でもあってはならないと蔵に鼠穴が開いていることを気にして帰ろうとすると、兄は万一焼けるようなことがあっても、今のお前になら身代を全部やるから泊まっていけと引き止め、兄弟枕を並べてぐっすり寝込んだ。すると真夜中に町が火事、蔵は焼け落ちてまたすっかり零落してしまった。兄の言葉を思い出して金を借りに行ったが、突っぱねられる。仕方なく娘を吉原に売って二十両手に入れたが、帰り道でその金をすられ、思い余って首をくくって死のうとしたところで、揺り起こされて目が覚めた。
 「兄さんか。火事があって、、、」「なにを言っているんだ。火事なんかないよ。夢を見たんだ」「ああ、ありがてぇ。おらああんまり鼠穴を気にしたんでよう」「ははは。夢は土蔵(五臓)の疲れだ」


以上、こんなお話でした。
今回は滑稽話ですがとても教訓に残るお題目でした。

竹次郎さんのように必死で自分の悪いところを直そうと思わないと
人はふとしたところでボロが出るということ、それを夢が教えてくれたのかもしれないですね。
私には悪いところ、直さないといけないところが沢山あります。
それを仕事でもプライベートでも出さないように、減らしていけるように意識はしていますが、気がゆるんだり、本当にふとした時につい出てしまうことがあります。
さらに気を引き締めて意識して直す努力をしていかないとですね。
これはそんな私を戒めてくれる落語でした。


    🌸最後まで読んでくださりありがとうございました🌸
     少しでも落語に興味を持っていただければ何よりです。

  次回のお題目「ねずみ」です。それではまたお会いしましょう(⌒∇⌒)


いいなと思ったら応援しよう!