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バンタンオタク回顧録①2017年WINGSツアー
2016年の夏に沼入りし、2017年も思い返すとバンタンにまつわる出来事が多々あったのだが、自分にとって忘れられない、忘れたくない思い出のWINGSツアーについてまずは振り返ることにする。
なんだろう、コンサートで会えないからか、バンタン愛を叫びたい衝動がここ最近特に激しくなっている気がする。
コンサートについてのみとはいえ、またまた長くなりそうだ。。。日記をまとめて書くタイプであることがバレバレである。
傑作:WINGSツアートレイラー
2017年2月から行われたWINGSワールドツアーは、まず、Trailerと呼ばれる予告映像の世界観が素晴らしかった。
これは、当時からオタクの妄想を掻き立てる傑作だと思っている。
ピタヌンのMVの世界感とリンクした緑とか青の血の涙とか少年が闇堕ちしていく感じとか、かつてFFなどのファンタジー要素を含むゲームが好きだった私にはたまらない世界感だった。
ここ1年ほど、彼らが発表した曲は、世の中を明るく照らすようなポップな曲が多いが、やはり彼らはやんちゃなオラオラ系でも爽やか系でも闇堕ち系?でも、色んなコンセプトで表現できる振り幅を持っている、というのが強みだと思う。
もしご覧になっていない方がいらっしゃったら、今より少し若い彼らの少年から青年への過渡期の芸術的な美しさがつまったこのトレイラーを是非ともご覧下さい。
これが公開された時、本当にゾクゾクして、WINGSツアーへの期待感がめちゃくちゃ高まりました。
何年経ってもいいな。
こちら↓
WINGSワールドツアーはソウルで2017年2月にスタートし、南米、北米、アジア圏を経て、日本国内では北海道、埼玉、名古屋、大阪、広島、福岡などのアリーナを回っていた。
目隠しした推しに萌え、テテの顔面の威力を思い知る@埼玉スーパーアリーナ
私は東京に住んでるので埼玉スーパーアリーナに2日連続で参戦した。
2日間ともスタンド席だったが、サブステージがよく見えるなかなか良い席だった。
次のツアーからは会場がドームに移ったため、正直もっと近くでステージを拝めるうちにファンになれていればと悔やまれた。
しかし、2016年に偶然EXOのカイのダンスに目を止めなければ、バンタンはおろかK-POPにも興味を持たずに一生を過ごす可能性も十分にあったのだから、そういう運命だったのだと思う。
前年までのコンサートはもちろんDVDやスカパーなどで履修済みだったが、いよいよ初の生で見れるコンサート、期待しかなかった。
WINGSツアーではアルバムWINGSに含まれる各自のソロ曲も披露された。
BANTANG BOMBで2016年に公開されてから、何十回とリピートして見て惚れ込んでいた「Lie」を、ようやく生で見ることができた。
おのれの魂を削って踊っているかのようなジミンに心が震えた。この距離でもこんなに体のヒット(体を弾いているように見える動き)が見えるなんて、どれだけ強いヒットを打っているのか、至近距離で見たらどんなにすごいんだろうか。。。
ダンスに感動するとともに、2016年のMAMAに続き、目隠しジミンというのはどうしてこんなにそそるんだろうか、、、とかなり邪な視線で見ていた。ジミンの色気は人を(っていうか私を)狂わせる。
テテのソロのStigmaでは、彼の顔がスクリーンにアップで映される度に、目線をカメラに向ける度に、客席から悲鳴に似た歓声が上がる現象が起きた。
これには翻弄されるARMYたちが可愛くて、思わず笑ってしまった。
普段の行動が四次元と言われるほど不思議みがあるのに、ステージ上での人が変わったような、何かが憑依したような表情にはそりゃ悲鳴も上がるわ。
それくらいテテの顔面の破壊力はすさまじかった。
アンコール時、トロッコに乗ったメンバーがスタンド前まで来た時は、肉眼でメンバーの表情まではっきりと見えた。(スタンドの5列目だったので、かなり近くで拝めました)
テテが客席をじっと見つめるのは有名な話だが、隣にいた友人が「こっち見てたよね」と言うくらい、(私も目が合ったと思った)このときも客席をじっくり見渡していた。
その後の別のコンサートでもテテと目が合った(勘違いです)ので、これはもうテテが見た方向のARMY全員に目があったと錯覚させる彼の特技、才能ではないかと思っている。
とにかく、顔面がつよい。
推し変の危機が訪れるので他ペンは要注意である。
埼玉1日目は友人(非オタ)が隣にいることもあり、おとなしく若干スカして(叫びたいのを我慢するのがツラかった)見ていたのだが、2日目は1人だったので、1日目の反省も踏まえ、掛け声も復習してかなり気合いを入れて行った。
ちなみに、バンタンのイベントはこれ以降はずっと一人で参戦しているのだが、掛け声や歌詞をそこそこ覚えていくと、孤独な年増さん(私)でも会場と一体化できている感があり、楽しめるのでオススメです。
ファンクラブのサイトにも公式の掛け声が載っているが、YouTubeで曲名と「掛け声」で検索すると掛け声動画が出てくる。
個人的には、ASAMI様という方の動画に昔から大変お世話になっていて、大好きだ。
記念すべき初ドーム〜笛の音に誘われて
さて、話を戻すと、この年、新たなアルバムLove Yourself 承が出た前後くらいに、WINGSツアーの追加公演がドームで行われる事が発表された。
バンタンにとっての記念すべき初ドームは大阪の京セラドームで行われるとのことだった。
この時点では私はまだ遠征をしたことがなかったので、最初は若干の迷いがあったのだが、そんな私の背中を押したのが、新しいアルバムの中の1曲である「Pied Piper」の歌詞だった。
彼らに起こる今後の何事も見逃したくないオタクが、「僕は君のパラダイス、君をダメにしに来たんだ」とか、「笛の音についておいで」などと言われて、初ドームを見逃すわけには行かなかった。
私のARMYとしての記念すべき初遠征は、土日両日申し込んだが日曜日のみ当選し、次の日仕事だということもあり、さくっと日帰りでおこなった。
基本面倒くさがりの私にしては有り得ないくらいのフットワークの軽さだったので、インドア派のお尻の重いオタクをも突き進ませる「推し」という存在は本当にすごいと思う。
この京セラドームでは、端の方のブロックとはいえアリーナ2列目、スクリーンのど真ん前という神席だった。
いよいよライブが始まり、興奮のさなか冒頭の数曲が終わった。
照明が一旦消え、誰かがメインステージから花道をこちらに向かって歩いてきてるシルエットが見えるな、と思った瞬間明かりがついた。
ユ、ユンギーーー!!!
ちかっっっ、かっかっかっかっこいーーー、、、(鼻血出、、、)。
しばらく放心して心の声が漏れそうになったまさにその時、お隣にいたユンギペンのARMYちゃんがなんとも表現できない若い女子らしからぬ低い呻き声をあげて膝から崩れていた。
実は、コンサートが始まる前から隣の席の2人連れのARMYちゃんの会話がめちゃ面白いので(さすが関西人)、ずっと盗み聞きさせて頂いていた(怖)。
その大部分がバンタンに関する会話だったため、すでに彼女らがユンギペンとジミンペンである事は察していた。
膝から崩れた彼女を見て、逆に私は若干冷静さを取り戻したのだが、何が言いたいのかというと、ミンユンギというのは、ユンギペンが膝から崩れ落ちちゃうほど、カッコよくてオーラもすごいという事だ。
私は、ミンユンギは画像などでみるよりも実物の方が10倍以上カッコいいと思っている。
勿論みんなカッコいいのだが、多分ユンギに関してはお顔が若干薄めだし(そこが私は好みでもあるのだが)、あのメンバーの中では小柄な方なので案外見逃されがちだが、実はかなりスタイルも良い。そこらへんのお兄さんでは決してない。
ぬけるほど白く、顔が小さくて、肩幅が案外がっちりしていて、腰が細くてなんか色気がある。身長の割に腕が長い。(←ジミンが一生懸命腕を伸ばそうとしていたタリョラバンタンの爆笑神回EP.92参照。)
ONのMVを最初見た時はびっくりして思わずMV止めて確認した。
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↑ エ?うで長くないですか!?バグか?
またまた話がそれてしまったが、私の席はメインステージを真横から見る感じで、ステージからはそこそこ距離があったのだが、トロッコが目の前(というか頭上)を通ったり、前方にある花道をメンバーが走ったりと肉眼で何度もはっきりメンバーが見れたので、ずっとテンションがあがりっぱなしだった。
アンコールらへんで笑顔で花道を走る金髪ジミンは白くて可愛くて妖精で天使だった。
私の目には白いTシャツが天使のローブに見えていた(重症)。
ジミンは何回も近くを通ったが、残念ながら目が合うどころかこちらの方を見るという事も一切なかった。まあ天界の住民だから仕方ないよね。。。
不浄なものは目にいれなくていいのです、アーメン。。。
推しであるにも関わらず、ジミンとは一生目が合う気がしていない。なぜかはわからない。邪な気をこちらの方に感じてあえて視線を送らなかったとかか、、、?ある意味正解!
この時の京セラドームは、確か2回もトロッコに乗って客席近くを回ってくれた上、通り道も工夫されていたし、アンコールでは気球みたいなものに乗って2階、3階席の近くまで来てくれたので、たくさんの数のARMYが彼らを近くで見れたのではないかと思う。
会場にいて同じ空気を吸ってるだけでも幸せだとは思うが、やっぱり至近距離で彼らを見られるとテンションがぶちあがる。
京セラドームの1日目には、ジミンとグクが初ドームに感極まって涙する、と言う場面があったそうなのだが、私が参戦出来た2日目は2人とも終始楽しそうだった気がする。
隣の席のおもろい関西ARMYちゃん達とは、彼女達の会話に途中で思わず声出して笑ってしまったのをキッカケに(盗み聞きバレました)お話させて頂き、最後には握手をして別れた。いい子たちだった。
2度と会う事はないと思うが、良い出会いだった。
コンサート後は新大阪で終電ののぞみに乗り、幸せな気持ちで車内で余韻を味わっているうちに爆睡し、結局午前1時頃に自宅に帰宅した。
新大阪の新幹線のホームには遠征から終電で名古屋・東京方面へと帰るARMYらしきBT21のグッズをつけた人がチラホラいて、なんだか嬉しかった。残念ながら勇気がなくて話かけられなかったが。
こうして私の初遠征は、終わったのだった。
あまりにもこの日が楽しすぎたため、1ヶ月くらいアドレナリン出っ放しでこの日を引きずっていたように思う。
あ、顔のことばっかりでWINGSの曲の話をしていない。
とにかく、全曲もれなく良かったのだが(雑すぎ)、
ラップラインのBTS Cypher4がめちゃくちゃカッコ良かったし、ボーカルラインのLOSTは歌詞も好きで覚えていたので一緒に歌った。
アンコールのWINGSではかなり盛り上がり、メンバーも客席もみんなで跳ねていた。
そして、2!3!の大合唱は会場が一体となって歌っていたのですごく印象に残っている。
ちなみに、WINGS世界ツアーのバックステージ的なものは、ご存知の方も多いと思うが、YouTubeのBurn the Stage の全8話(映画ではない方)が非常にお勧めだ。(現在はYouTubeプレミアムで視聴可能のようです。)
メンバー同士の喧嘩だったり、体調不良にも関わらずステージに望む姿だったり、彼らが心のうちを語るのを見て、この時期こんな苦悩をかかえていたのかと苦しくなった。
その次のツアーでは、もう少し余裕が出てきたと後に語っていたので、まだまだこの時期は余裕などなく、必死で頑張っていたんだな。何度見ても泣く。。。
タリョラやボンボヤなどの楽しい動画の合間にこういうのも挟むとバンタン愛が増しますね。
というわけで懲りずにまたまた長くなってしまった。。。
今更ながら、なぜ何年も前の事を急に書きたくなったのだろうと考えてみると、忘れたくない出来事が沢山あるし、自分がいかにバンタンから幸せと喜びを貰っているかというのを再確認出来るから、と言う事に尽きると思う。
万が一、ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。
自己満足WINGSツアー回顧録、これにて終了となります。
もっと長い文も好きという奇特な方がいらしたら、こちらもどうぞ。。。
こちらはそれまでK-POPに一切興味がなかった、ダンスが趣味のアラフォーがバンタン沼入りを自分で認めるまでの、長い長いお話です。