見出し画像

サッカーって楽しい

この前久しぶりにサッカーをした。

中学時代の友人に誘われて、ある大学のサークル同士の学内戦に出場。
準決勝に勝利すれば、関東大会に進出が決定するという状況だった。

市川SCを退団してから、約4ヶ月ぶりとなるサッカー。
しかもフルコートゲーム

準決勝。想像以上にプレーできた。ただかなり体は重かった。
一点先制したものの、終了間際に追いつかれ、PKへ。

お互いに外し、11人目まで突入し、ラストは自分が蹴って勝利した。
俗に言う、ドラマみたいな展開。
みんなが自分のところに来た。
キーパーはチームを勝たせてこそのやりがいがある。


「やっぱ楽しいわ。」


そう思った。

そしてその後の決勝戦でも勝利し、学内戦で優勝。同時に関東大会への出場が決定した。
MVPも獲得させていただくことができた。

次の日、両足の踵にまめができ、全身が筋肉痛だったが、なぜか痛みはなく嬉しさだけが残っていた。


約2ヶ月後、関東大会のピッチにも立っていた。
組み合わせ表を見た時に、決勝の会場が真っ先に目に入ってきた、AGFフィールドだった。

AGFフィールドといえば8年前サッカー人生のターニングポイントとなった思い出の地である。

ベスト8以上で全国大会につながるという話も聞いていたので、より一層胸の高鳴りが止まらなかった。

関東大会当日。1日に2試合というタフなスケジュールであったが、1試合目は危なげなく勝利し、2試合目。強豪サークルとの一戦だった。

この試合で、未だかつてない屈辱を味わうことになる。

相手のベンチを中心とする、度が過ぎた煽り。
「あのキーパーの出身校〇〇だってよ。よく成り上がったな!頑張ったんだねー」
自チームの選手が怪我をし、ベンチの選手が肩をかしてピッチを出る時も
「めっちゃ仲良さそうじゃん!俺らもあのくらい仲良くなりたいな!!」
他にも言葉での煽りは鳴り止まなかった。

そして自分たちも奮闘したが、結果的には3-0で敗戦した。


とにかく悔しかった。


サッカーで勝って、何も言えないくらい圧倒したかった。

ただ、改めて本気で戦える場があるということに気づくことができた。
ここまで悔しい気持ちはサッカーでなければ味わえない

是非皆さん誘ってください!!!


大会側には苦言を呈したい。
受け取り方によっては誹謗中傷とも取れるような煽り・暴言をJFA管轄の大会にも関わらず、本部・審判は一言も注意をしない。
プロの試合ではもしかしたらあるのかもしれない。
でも私たちはプロではない。


それでもサッカーは楽しい・キーパーというポジションを選んでよかったと思えた2週間だった。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集