【ひとくち小説レビュー】イヴリン嬢は七回殺される
おはようございます。
読了本のひとくち感想です。
本日は、この本!
『イヴリン嬢は七回殺される』 スチュアート・タートン 三角和子(訳)
【おすすめ度】
☆☆☆
【あらすじ等】
仮面舞踏会に興じる人々が集う、森の中の館。
そんな館に主人公は記憶を全て失った状態で辿りついた。
招待主の令嬢・イヴリン嬢を殺した犯人を見つけるまでループし続ける主人公の物語。
だが、ループを繰り返すうちに、主人公以外にも同じようにループを繰り返す人物がいると知り…。
【個人的に好きなポイントメモ】
①視点がコロコロ変わるので飽きない。転生しますし。
②体重の重い人物から軽い人物に転生し、身軽な体になった時の表現の「あれだけ長くレイヴンコートの足枷をはめられたあとだと、このあたらしい男たちは重さなどないように感じられ、まるで風に舞う葉っぱだ。」が個人的に好きです。
【感想】
いやあ疲れた…。長かったです。
今年読んだ中で一番の読み応えかもしれません…!
(1ヶ月ぐらい格闘してました)
1人称が変わったり主人公が度々転生しだすのでまあ追うのが大変。
途中で神様的な人と館の真実を話すシーンであれ?
これミステリー?となりました。
主人公とアナの成長譚としてみると、あれ?これ転生モノ?となりながら読み進めました。
夏休みなど、長期休暇のときに読むことをおすすめしたい作品です…!