心の不安定は外見に現れる
こんばんは、健康美を目指す、RINAです。最近、ミドサーという言葉を覚えました。今年34歳、アラウンドサーティではないのでミドルサーティという言葉があるそうです笑
そうか、時期にアラフォーなのか。とびっくりしました。
さて、今日は、年齢とともに整うようになってきた内面について書いていこうと思います。
2月より、東京を離れ、地元長野に戻ってきました。Uターンというやつです。
一番の理由は、「祖父の介護フォロー」。父が単身赴任中のため、母が一人で介護をしており、精神的負担を軽減できればと思って帰ってきました。
私の母は、自分の感情のコントロールが苦手で、自分が思い通りにならないと癇癪を起します。ものすごい暴言を吐いたり、相手が傷つくような言葉を平気で投げかけ、勝手に苛立ち起こり散らし、「もう知らない!好きにしたら!」と吐き捨てます。
常に不安定で当たり散らしている母が祖父の介護をしていることに、不安を感じました。
こんな状態では、祖父の認知症もますます進むに違いない。と。
そう思い、ちょうど環境を変えたかった私は、祖父の介護を理由に長野に戻ってみました。
母親のコミュニケーションがなんか変だと気付いた20代後半
とにかく自己中な母に育てられた私は、自分勝手なコミュニケーションをとることに何の違和感も感じずに大人になりました。
うまくいかないときには大きな声を出したり、感情をコントロールできずに人にあたり、怒鳴り声をあげることは多々ありました。
とくに、お酒の場では調子に乗ってこういった言動が著しかったなぁと今は自分自身の言動を振り返っています。
そんな私が、自分のコミュニケーションに「なんかおかしいのかも」と思ったのは、当時愛していた彼を傷つけたことに気づいたことがきっかけでした。
埋まらない溝、残り続けたしこり
20代前半にお付き合いをしていた彼ととんとん拍子で進んだ結婚。結婚生活は思い描いていたあまいようなものではなくて、私にとっては試練ばかりでした。
「私のあたりまえが通じない」
その状況に陥ったことがなく、当たり前が通じなかった場合にどのようにコミュニケーションをとったら良いかわからなかった私は、彼に当たり散らしました。
「なんでやってくれないの?!」
「これやってって言ったよね!」
「●●はなにもしてくれないよね!!」
こうして、文字に起こすとはっきりわかりますが、なんと自分勝手なのだろうか。相手の話しに耳を傾ける姿勢は全く感じられないですね笑
このようなコミュニケーションに疲弊した彼は、よく家を飛び出しました。
今考えたら、距離を置いてくれたのだけど、わたしは「逃げられた」と思い込んで追いかけて追い打ちをかけるように罵声を浴びせたこともありました。
そんな当時の私の表情は曇ってばかりいて、口を開けばいつも彼の愚痴をこぼしていました。
彼の良いところなんて1㎜もみようとしていませんでした。
攻撃され続けた彼は、私を拒絶し、最終的にモノにあたりました。
勝手ながら「怖い」と恐怖感を覚え、互いにどんどん気持ちの距離が出来てしまうようになったのでした。
今思えば、逃げ場を失い恐怖感を覚えたのは彼だっただろうに…
重なる、母との言動
何度も衝突を重ね、行きついた先は、心にふたをすることでした。
彼に対する気持ちにふたをするようにしてみたら、なんだかふと落ち着いた、自分がス―――っとフラットな感じになるような気持ちになりました。
ここに至るまでに、5年ほどかかりました。
(ちなみに、5年間で結婚生活は破綻してました。仮面夫婦ってやつです)
社会人経験を積み重ねるうちに、俯瞰して自分を見れるようになったのです。そしてそのころ、ちょうど自分の親が「毒親」と呼ばれるものだと知り、なんだかほっとしたような、心が重く苦しかったものが取れたような気持になりました。
それと同時に、自分が彼にしてきた言動が母と全く同じだったことに気づいたのでした。
相手のことを考えて言葉を選ぶように
こういう話し方をしたら、相手はどんな気持ちになるだろうか。
今の状況の時に伝わるようにお話しするにはどうしたらいいだろうか…
そんなことを考えられるようになった私は、以前に比べ、苛立ちや衝動的に怒るようなことはほとんどなくなりました。
過去が月2~3だとすると、月1あるかないか、そんな頻度になったのです。
感情のコントロールができれば、日常が安定する
眉間にしわを寄せて、なんだかえらそうに立ち振る舞っていたころに比べ、平常心が保てるようになってからは、自然な笑顔が多く出るようになりました。愚痴や文句もびっくりするぐらい減りました。
相手に伝わるような言葉を選び、否定的な言葉は選ばず、コミュニケーションをとることができるようになりました。
そして、平常心を保てるようになった私は、暴言を吐き続けた彼に本当に大変なことをしてしまった。と心から思いました。
彼との生活も驚くほど変わり、平和な毎日が訪れるようになりました。
そして、そんな私と過ごす彼の表情がみるみる明るくなったことを今でも覚えています。
健康美を目指すためには、外見だけではなく、中身も大事。
今日はそんな思いをつづってみました。