「ねえ、聞いてる?」って言われないパートナーの話の聴き方 #026
こんにちは!
聴き方コーチなつゆうです。
先日、こんなことがありました。
夫が帰宅して、ソファに座りながら「今日、仕事でさ…」と話し始めたんです。私は「うん、うん」と相槌を打ちながら、スマホでメールを確認していたんですが、ふと気づいたら彼が黙ってこっちを見ている。
「あれ?」と思った瞬間、
「全然話聞いてないでしょ?」
と冷たく言われてしまいました。
正直、最初の数分はちゃんと聞いていたんですけど、途中から仕事のことを考えてしまって…。その後数分気まずい時間を過ごすことになりました。
お休みの日はパートナーと過ごす時間も増えますよね。
そこでせっかくのリラックスした時間をよりよいものにするために、パートナーシップを育む「聴き方」について書こうと思います。
聴くことが大切な理由:パートナーシップ向上の鍵
こんな経験、ありませんか?私はこれが何度か続くうちに、「もしかして、ちゃんと聴くってこんなに大事なことなんだ」と思うようになりました。特にパートナーシップを築く上で「聴く力」がいかに重要か、痛感したんです。
今回は、そんな「聴く力」について、男女のコミュニケーションスタイルの違いや、効果的な聴き方のコツをお伝えします。これを知れば、パートナーシップがもっと良くなるはずです!
男女のコミュニケーションスタイルの違いとは?
世の中、男と女では話し方も聴き方も違うってよく言われますよね。
「話してスッキリする」派の女性と、「問題解決に一直線」派の男性。
これ、もうテンプレートみたいに定番です。パートナーが話しているのに、すぐに解決策を提示しちゃう人、心当たりありませんか?それ、NGです。
女性が求めているのは、アドバイスじゃなくて、共感。
「そうだよね、大変だよね、わかるよ」
って言ってほしいだけなんです。
なのに、男性側は「いや、簡単じゃん、それはこうすればいいんだよ」とドヤ顔で言ってしまう。
結果、「全然私の気持ちをわかってくれない!」って怒られる。そんな経験、あなたもありますよね?
パートナーシップを深めるための「聴く力」の重要性
結局、関係性を深めるために一番大切なのは、相手の話をしっかり「聴く」こと。
ここで大事なのは、「聞く」じゃなくて「聴く」ってことです。ただ音を拾うだけじゃなく、相手の気持ちに寄り添いながら、しっかりと受け止めること。
これができると、パートナーとの関係は劇的に変わります。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
私は次の5つのポイントを意識して会話しています。
効果的に聴くための5つのステップ
1. 注意を向ける:相手に真剣に向き合う方法
パートナーが話始めたらまずは、その手元にあるスマホを置きましょう。
パートナーに全神経を集中させる。これ、当たり前のことのように思えて、実は意外と難しいんです。
心ここにあらず、みたいな状態だと、冒頭の私のように話は耳に入っても、心には届きません。
相手が話す時には、きちんと相手の目を見て「うんうん」と頷きながら聞く。それだけで、相手は「私の話をちゃんと聞いてくれているんだ!」と思ってくれるんです。
例えば急ぎの仕事などで相手に集中するのが難しい場合は、そのことを相手に伝えるようにしましょう。
2. リアクションを示す:適切な反応で関係を深める
そして、大事なのがリアクション。日本人って、リアクションが薄いと言われがちですが、会話では表情や声のトーン、相槌がものすごく重要。
「へえ、そうなんだ」「うわ、それ大変だったね」みたいに、相手の話にちゃんと反応してあげると、会話が弾むし、相手も安心します。
リアクションがないと、相手は「この人、聞いてるのかな?」と不安になってしまいます。
3. 繰り返し確認する:誤解を防ぐためのテクニック
時々、話が進むうちに、相手が何を伝えたいのか分からなくなってしまうこと、ありませんか?そんな時は、シンプルに「つまり、こういうこと?」と確認するだけでOK。
これを繰り返すことで、相手は「ちゃんと理解してもらっている」という安心感を持ちますし、誤解も防げます。
4. 質問を使って会話を広げる:コミュニケーションを円滑にする方法
ただ聴くだけじゃなくて、質問を投げかけることも大切です。
「それってどういうこと?」とか「具体的にはどうだったの?」と聞くことで、相手はもっと話したくなります。
会話が深まれば、お互いの理解も自然と深まりますよね。
5. 共感を示す:パートナーとの絆を強める秘訣
そして、最後に大事なのが共感。
「それは大変だったね」「私もそう思うよ」
と、相手の気持ちに寄り添うことで、信頼関係が深まります。
特に、辛い経験や悩みを話す時は、共感の力が絶大です。解決策を急ぐ前に、まずは共感してあげましょう。
「聴く」って誰得?と思った人へ
「いやいや、長年一緒にいるんだし、わざわざそんなに聴く力なんて必要ないでしょ」って思う人もいるかもしれません。
確かに、全部を完璧に聴き取る必要はないのかもしれません。
でも、少なくともパートナーが「この人は私の話をちゃんと受け止めてくれているんだ」と感じられるだけで、関係性は格段に良くなります。
「忙しくてそんな時間ないよ!」って思う人もいるでしょう。確かに、仕事で忙しい日々の中で、じっくり話を聞く時間を作るのは難しいかもしれません。でも、5分でも10分でも、真剣に向き合って聴くことができれば、それだけでパートナーは喜んでくれるんです。
自分の意見を優先したくなる気持ちもわかりますが、コミュニケーションは「聴く」ことから始まります。自分の話ばかりではなく、まずは相手の話に耳を傾ける。それが「聴く力」の第一歩です。
よくある間違いとその解決策
さて、ここで「聴く力」を実践しているつもりなのに、なぜかうまくいかないという人もいるかもしれません。そんな時にありがちな間違いと、その解決策を紹介します。
自分の意見ばかりを押し付けてしまう場合
「聴いてるつもりが、いつの間にか自分の話に…」なんてこと、ありませんか?これ、意外とよくあるミスです。
相手の話を聴くことに徹して、自分の意見は少し後回しにしましょう。自分の意見を押し付けるよりも、相手が「この人は本当に私の話を聴いてくれているんだ」と感じてもらうことが先です。
相手の話を途中で遮ってしまうときの対処法
「でも、それって…」と、つい話を遮ってしまうこと、ありませんか?
これもよくあるパターン。途中で口を挟まずに、相手が話し終えるまでしっかり待つことが大切です。最後まで話を聴いてから、自分の意見を述べることで、相手はより尊重されていると感じます。
聴く力で変わる関係性:望むパートナーシップが叶う世界
聴く力を磨くと、驚くほど関係性が変わります。パートナーとの絆が深まり、信頼関係も強化されます。
ぜひ休日の5分でも意識して話を聞いてみてください。
今回の記事、いかがでしたでしょうか。
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