メンバーや子どもがぐんぐん伸びる方法#038
チームメンバーがもっと活躍してくれたらなぁ…と思うことはありませんか?でも、そのために「何をどうすればいいんだろう?」と悩むこともありますよね。
実は、メンバーの成長を促す一番のポイントは「強み」にフォーカスすることなんです!得意なことを伸ばしてあげると、メンバーのやる気も、仕事のパフォーマンスもぐんぐん上がります。
逆に、苦手なことばかりを直そうとすると、なかなか思うように成果が出なかったりしますよね。強みに注目することで、メンバーが輝く場面が増えて、あなたのチーム全体がより強くなるんです。
今回は、メンバーの強みを見つけて、どうやって伸ばしていくか、その方法を一緒に見ていきましょう。読んだあとには、あなたのチームもきっと一歩進んでいるはずですよ!
なぜメンバーの強みを伸ばすことが重要なのか
強みを伸ばすことが大事ってよく言われますけど、なんでなんでしょう?
その理由は、強みにフォーカスすることでメンバーが自然とやる気になり、自信もついてくるからです。
例えば、自分が得意なことに取り組むときって、楽しいし、モチベーションが上がりませんか?
それと同じことがメンバーにも言えるんです。
実際、自分の強みを発揮している時はパフォーマンスが8倍になる、という研究結果もあります。
8倍ってすごくないですか?
8倍の能力を出している人に囲まれたら、あなたの仕事もめちゃくちゃパワーアップしますよね。
仕事で「これなら自分はできる!」って思えると、モチベーションが上がって、どんどん成果を出せるようになります。
逆に、苦手なことばかりやらされていると、やる気も下がってしまうんですよね。
だからこそ、強みに目を向けて、それを活かすことが大切なんです。
では、どうやって強みを見つけて伸ばしていくか?
強みを伸ばすリーダーシップとは?
ここでリーダーの役割が大きくなってきます。
リーダーシップというと「引っ張っていく」イメージが強いかもしれませんが、実はメンバーをサポートして「引き出す」こともリーダーの大事な仕事です。
具体的には、まずメンバーをよく観察して、どんな場面で輝いているかを見極めることが大切です。
人と話すのが得意なメンバー
分析をさせたらすごいスピードでアウトプットできるメンバー
抜け漏れチェックをすごい精度でやってくれるメンバー
それぞれのメンバーが得意とすること、楽しんでいることを見つけて、それをもっと伸ばせるような仕事や役割を与えてあげると、自然と成長していきます。
あなたのチームをそんなドリームチームにする方法をお伝えします。
ポイントはメンバーの観察とアセスメントの活用
ここで重要なのは観察とアセスメントの活用です。
メンバー一人ひとりの行動や反応をよく観察して、どんな時に活躍しているのかを見てみましょう。
例えば、プレゼンが得意なメンバーがいるなら、その強みを活かして他のチームメンバーにも教える機会を作るとか、細かい作業が得意なメンバーには、そういうタスクを増やすとか。
一見、些細なことのように思えるかもしれませんが、強みを認めてあげるだけでメンバーのやる気はぐっと上がりますし、チーム全体の雰囲気も明るくなります。
また科学的に手法が確立されているアセスメントの活用も有効です。
例えば有名なのは「ストレングス・ファインダー」
簡単な質問に答えるだけで生まれ持った自分の強み・資質を教えてもらえます。
職場のメンバーでやってみるのもおすすめです。
↓興味がある方はこの本を購入すると簡単にアセスメントができます!
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0
カラーバス効果とピグマリオン効果の相乗効果でメンバーがぐんぐん伸びる!
強みを伸ばす際に活用できるのが「カラーバス効果」と「ピグマリオン効果」のダブル効果です。
カラーバス効果とは、一度意識し始めると、そのことが目に入りやすくなる心理現象のことです。
例えばあなたが子どもにランドセルを買ってあげようと思うと、視界にランドセルばかりが目に入ってくるようになります。
脳には1秒で2,000個の情報が入ってきます。
もちろんその全ての情報を意識することはできないので、自分に最も興味関心がある情報をピックアップするようにできています。
その原理をメンバー育成にも使いましょう。
リーダーのあなたがメンバーの「強み」や「いいところ」を見つけてフォーカスします。
するとそのメンバーのいいところがどんどん見えるようになり、コミュニケーションの質も変わってきます。
それがメンバーのやる気や成長につながるのです。
更に、ピグマリオン効果は「期待が結果を引き出す」効果です。
ある学校でランダムクラス分けしたクラスの片方に
「あなたたちはとても優秀な選抜されたメンバーです」
と言ってテストをすると何も言われていないクラスの生徒に比べてテストの成績がよかったそうです。
つまり、リーダーが「このメンバーはここが強みだ!」と期待してその方向でサポートすると、メンバーもその期待に応えようとして成長していくんです。
この2つの効果を組み合わせると、メンバーがぐんぐん成長する姿を目にすることができるはずです!
弱みを克服する育成スタイルの効果
「でも、弱みを克服するのも大事じゃない?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、ある程度はそうですが、弱みを克服することに時間をかけるよりも、強みを活かしてチーム全体を引き上げる方が効率的です。
たとえば、あるメンバーが細かいことが苦手なら、そのメンバーに細かい作業を無理にさせるよりも、他の得意なメンバーにその仕事を任せた方が全体の成果が上がります。
苦手なことを無理にやらせるより、得意なことを活かして成果を出す方が、本人にとってもチームにとってもプラスなんです。
メンバーの強みを伸ばすことで得られるチームの未来
最後に、メンバーの強みを伸ばすことが、チームにとってどれだけプラスになるかを考えてみましょう。
強みを活かすことで、メンバーは自分に自信を持ち、さらに成長したいという意欲を持つようになります。そして、その成長がチーム全体に良い影響を与え、全体のパフォーマンスが向上します。
強みを伸ばすリーダーシップを実践することで、メンバーが自発的に行動し、組織がよりクリエイティブでダイナミックな環境になるでしょう。これは、単に短期的な成果を求めるのではなく、長期的に組織が持続的に成長していくための大切なアプローチです。
このように、強みに注目することは、メンバー個々の成長だけでなく、チーム全体の成功にもつながります。
今日からぜひ、メンバーの強みにフォーカスして、それをどんどん伸ばしていってください!
今回の記事、いかがでしたでしょうか。
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