管理職ママの「サザエさん症候群」の乗り越え方 #033
「また月曜日か…」そんな気持ち、誰しも一度は経験がありますよね。
特に日曜日の夜、テレビで「サザエさん」が流れる頃には、あの軽快なメロディーとともに心のどこかに忍び寄る“月曜へのカウントダウン”が始まります。
そう、これこそが「サザエさん症候群」! みなさんご存じですよね?
今日は「サザエさん症候群」の発生メカニズムと少しでも軽い気持ちで月曜日を迎えられるアイデアをお伝えします。
なぜ管理職が特に月曜日にストレスを感じるのか?
管理職ママとして忙しい毎日を送る私ですが、どうしても月曜日の朝は、ちょっとした山登りを前にした登山者のような気分になります。
「よし、今週もがんばろう!」と意気込むものの、足取りは重く、心の中で誰かがささやくのです。
「いや、むしろ今日だけスキップしようか?」と。
では、なぜこんなに月曜日が嫌なのでしょうか?
実は、ただの疲れやストレスだけではないかもしれません。
家でも職場でも頼られる存在、それが中間管理職。
仕事では部下からの相談、上司からの期待、そして家庭では子どもたちの世話や家事…。
日曜日には「明日からまた始まるんだ…」と考えるだけで、少し疲れちゃいますよね。
特に、日曜日の夜に
「明日の会議どうしよう」
「プロジェクトが間に合うかな…」
と頭の中でシミュレーションが始まると、もうベッドに入っても目が冴えてしまいます。
まさに「サザエさん症候群」。でも心配しないでください! この気持ちはあなただけではありません。
私たちみんな、月曜日に「行きたくない病」にかかっているんです。
なぜ仕事に行きたくないのか
忙しいから?
今月の予算達成が見込めず怒られそうだから?
重大な意思決定の会議を控えているから?
本当の原因は、
「あなたにとっての仕事の目的とは?」
という問いに、自分が明確な答えを持っていないことかもしれません。
もちろん優秀なビジネスパーソンのみなさんは
「仕事の目的は成果を上げること!」や
「このプロジェクトを成功させること!」などの明確な目的を持っていると思います。
一方で
「あなたにとっての仕事の目的は何ですか?」
という質問に明確に答えられるでしょうか。
単なる生活のため、給与を得るためだけのものですか?
それとも、もっと大きな目標や、やりがいを持って取り組むべきものですか?
この問いに対する答えが曖昧だと、どれだけの準備や対策をしても、月曜日の憂鬱は完全に解消できないかもしれません。
チームリーダーとして抱える「悩み」とその解決策
管理職としての悩みといえば、チームリーダーとしての役割。
特にメンバーの育成やチームで成果を上げるアクションは大きなチャレンジです。
「どうやってチームのモチベーションを上げるか」
「チーム全体をうまく動かすにはどうするか」
といった悩みがつきません。
ここで改めて考えたいのが、
「リーダーとして、なぜこのチームを率いているのか?」
という問いです。
答えが「単に与えられた役割だから」や「仕方なく」というものなら、長期的にはリーダーシップに行き詰まるかもしれません。
逆に、あなたが明確な目的を持ち、その目的がチームの成功とリンクしているなら、リーダーシップは自然と発揮されるものです。
チームメンバーとのコミュニケーションを通じて、彼らが目指す目標を理解し、その目標を支える形でのリーダーシップを考えてみましょう。
若手社員の育成をスムーズに進めるためのヒント
特に若手社員の育成で悩んでいるなら、彼らに「主体性」を持たせるのがポイントです。
あなたが全てを背負い込むのではなく、部下に任せられる部分は思い切って任せてみましょう。
そして、その成長をきちんとフィードバックしてあげることで、彼らのやる気も向上し、あなたの仕事も楽になります。
ただし、ここでも重要なのは、あなた自身が
「なぜこの若手を育成するのか?」
という目的を明確にすることです。
彼らの成長が、あなたのキャリアやチーム全体の成功につながるという強い信念があれば、自然と育成にも力が入りますし、若手もその意図を感じ取りやすくなります。
職場のストレスを軽減するための5つの方法
それでもゆうううつ、という人のために月曜日の憂鬱を解消するためのちょっとしたヒントをご紹介します。
これらの方法を取り入れれば、少しずつ月曜日が楽になるかもしれません。
日曜の夜を楽しみに変える
日曜日の夜、何をしていますか? テレビをぼんやり見ながら「明日が来てしまう…」と嘆いていませんか? ここでポイントは、日曜の夜を“楽しみに変える”ことです。たとえば、好きなドラマを観る、ちょっと贅沢な夕食を作る、もしくは気分転換に家族でボードゲームをするなど、日曜夜の「ワクワク時間」を作ってみましょう。週明けの予定は軽めに
月曜日のスケジュールを詰め込みすぎていませんか? 無理に仕事を詰め込むと、ますます月曜日が憂鬱になります。できるだけ軽めのタスクからスタートし、エンジンを徐々にかけるイメージで進めてみましょう。目標は小さく!
大きな目標を立てて、「今週は絶対にこれを達成するぞ!」と意気込むのは良いですが、少しハードルが高すぎると逆にストレスになります。まずは小さな目標から始めて、それを達成して自信をつけるのがコツです。「仕事のモチベーション向上」グッズを活用
自分にとってモチベーションが上がるアイテムを用意しましょう。たとえば、お気に入りのペンやノート、あるいはデスクに飾る観葉植物など。ちょっとした工夫で仕事場が心地よくなり、月曜の朝が少し楽しくなるはずです。自分にご褒美を用意する
週の始まりに小さなご褒美を準備するのも良いアイデアです。「月曜日のランチはちょっと特別なものを食べよう」「帰りに新しい本を買おう」など、ちょっとした楽しみがあると、月曜日も悪くないと思えるかもしれません。
月曜日を迎える心の準備を整える
週末のリフレッシュを最大限に活かして、次の週を迎える準備をすることも重要です。
例えば、土曜日には思いっきりリラックスし、日曜日には次の週に備える小さな準備をすること。これだけで、月曜日の朝が少し軽く感じるはずです。
ただし、単にリフレッシュするだけではなく、その時間を通じて自分に問いかけてみてください。
「なぜ自分はこの仕事をしているのか?」
「この仕事を通じてどんな目標を達成したいのか?」
という質問です。
これらの問いに対して、しっかりとした答えがある人は、月曜日を迎える準備が心から整っていると言えるでしょう。
月曜日に会社に行きたくない気持ちを克服する
月曜日が憂鬱なのは、多くの人に共通する問題です。でも、小さな工夫や考え方の切り替えで、その気持ちを少しでも軽くすることは可能です。
さらにあなたにとっての仕事の意義や目標が明確になれば、月曜日が「憂鬱な始まり」ではなく、「新しいチャレンジの始まり」と感じられるはずです。
さあ、あなたも次の月曜日には、少しだけ立ち止まって「自分にとっての仕事の目的」を考えながら、スタートを切ってみませんか?
★先週のなつゆう
野球好きの息子と広島VSヤクルト戦を観に行ってきました。
広々とした球場でみんなで大好きな球団を大きな声で応援できる一体感が最高でした。
今回の記事、いかがでしたでしょうか。
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