「ありのままの自分でいい」愛と優しさに満ちてゆく夢のような世界🌞Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good" 8/24
「もう1週間なのか、まだ1週間なのか……」
あの夢のような時間を思い出しては、何度も何度も、余韻に浸っている。
8月24日、私は念願の藤井風さんの日産スタジアムライブに初参加した。
本当に、本当に!素晴らしかった!生で風さんを間近で見られた。
心地よい歌声と響き、観客との一体感、熱気を五感で楽しんだ。
ライブで感じたワクワク、ドキドキ、驚き、幸せ、心地良さ、清々しさ——
まだ夢から覚めたくない、ずっと浸っていたい。
ただ悲しいかな、私は如何せん忘れっぽい……。
あの日、心と身体で感じたことを大事に、いつでも思い出せるように。
ライブを糧にありのままの自分で、心地よく生きるために。
久しぶりにnoteを開いて、感じたままに書いてみよう。
もう1つnoteを書こうと思った理由は、現地のワクワク感や感動をシェアすることで、ライブに行けなかった方もより楽しい気持ちにできたらと思ったからだ。
24日のライブはYouTubeチャンネルで全編公開されている。(2024.8.31現在)
コメント欄を見ると様々な事情で来られなかった人や、応募を泣く泣く諦めた人がたくさんいることを知った。
私が経験したことのない悲しい出来事に直面している人が画面越しにたくさんいて、胸が苦しくなった。そんな状況でも、風さんのライブに感謝し、強く生きようとする姿に感銘を受けた。
ライブに行けるって当たり前じゃないんだ……。
いろんな幸運が重なって、あの場にいられたんだ。
ありがたい気持ちでいっぱいになったと共に、私にできることはないかと考えていた。
きっかけは、ライブ終盤『何なんw』の後の風さんの言葉だった。
風さんのように素晴らしい曲やパフォーマンスを生み出すことは難しいけれど、文章と写真で感じたままに書くことならできる。
本当にありがたいことに今回はアリーナで参加できた。
このことにも何か意味があるのではないか?
ライブで感じたことを文章で表現して、ポジティブなパワーを送ることが私の使命かもしれない……!
風さんの言葉を通してライブ中に勝手ながら、そう感じた。
***
自分のために、Feelin’Good仲間の皆さんがライブを追体験できるように。
主観多めにはなるけれど、現地の写真やライブで感じたことを私なりに記録してみよう。
……という、カッコつけたことは置いといて。
とにかく!一人参加だったのでライブの楽しさを誰かと共有したいっ……!
長くなるけど書かせてくれ!!!!
そんな気持ちで綴っています。
よかったら夢のような1日を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです✨
↓長いので、気になるところだけ読んでいただいても構いません!
初めての日産スタジアム、初めての風さんライブ
九州からはるばるやって来たので、新横浜駅についたのは14時頃。
まだ早いかな〜と思いつつも、初めての日産スタジアムということで会場をぐるっと巡りたかったのでスタジアムに向かうことにした。
ライブのキービジュアルさながらの、太陽がジリジリと照りつく猛暑日。
とても暑いけど野外ライブらしくて良い^^
さっそく信号の先に電子掲示板を発見!いよいよライブが始まると胸が高まる。
汗を拭いながら、前の人の流れに乗っていたら突然現れた、日産スタジアム。
えぇ……でかい……!!
九州人にはびっくりの大きさ。このキャパを埋めてしまう風さん、すご過ぎやしないか!??
初めての日産スタジアムを目の当たりにして、テンションと体温がさらに上がっていく。
***
当初は食べる予定ではなかったけど、せっかく来たからということで『藤井風しあわせベジカレー』も買ってみた。
カレースポットの場所が少し分かりにくくしばらくウロウロ……。スタッフさんに何度も聞いてなんとか辿り着くことができた。
そんな経緯もあってか、カレー売り場が何だかオアシスに見えた(笑)
正直、植物性原料だけだから「物足りないんじゃない〜?」と最初は舐めていた。期待値もそんなに高くなかった。(ごめんなさい)
ところがどっこい、とてつもなく美味い……!!!!
口に入れた瞬間は甘く、フルーティー。後からスパイスと辛さがふわっと香ってクセになる!しかし、辛過ぎないからお子様も美味しく食べられそう。
豆がゴロゴロ入っていて、食べ応えもアリ!だけど、胃もたれはせず食後感は軽い……!ヴィーガンも悪くはないなと新たな発見!風さんありがとう。
余裕であと1杯はいけそうな勢いだった。
レトルトタイプを買っておけばよかったと、激しく後悔……。
カゴメさん、再販してくださ〜い!!
それくらい美味しかったのです。
まぁ、現地で食べられただけラッキーということにしましょう^^
『だいこん』はとんでもない神席だった……!
カレーを食べて満ち足りた私は、早速16時の会場に向けて西ゲートへ!今回、奇跡的にアリーナ席が当たったので、どんな席なのかドキドキしながら前へ、前へ進む。
「アリーナ席の方はこちらから入ってくださ〜い」
アリーナはスタジアムに入ってからもチケットを見せる必要があった。ちょっとした焦らしを受けつつも、ついに日産スタジアムのアリーナへ……!
わぁ……!広い!!すごい!!
ネットで見ていた世界が目の前に広がって心が躍った。
田舎者が都会に出て来た時のように、口を開けたままキョロキョロと上を見ていた。
今回のお席は「だいこん」ブロック!
一般的にはアルファベットで分けるけど、風さんのライブはお野菜!かわいいですね。
(チケットに「だいこんアリーナ」と記載されていた時の驚きは忘れられない!)
さすが日産スタジアム、横が196番まであるなんて。改めて7万人を収容できる広さを感じさせられる。
私はだいこん畑の真ん中あたりの席。9列目の140、130、120……少しずつ近づいて来て、ついに席を発見!
あった!
……その直後、顔を上げて目の前に飛び込んできた景色を見て、時が止まった。
(↑ここまで心の声。早口。一人。)
まだ隣の人がいなかったので、この熱狂を持て余して一人であたふたしていた(笑)
その後、やってきた隣の方達も驚きと喜びを爆発させていたので、私も思わず声をかけて喜びを分かち合った🙌🙌
ありがたいなぁ〜とほくほくした気持ちと神席に当たった驚きでライブ前なのに、すでに放心状態。いろんな感情を味わえて、心地よい疲労感だ。
いよいよ、ライブが始まるぞ……!
キラキラ輝く、風さんとSummer Grace
会場では一定間隔で大谷さんのCMとランドリンのCM→まつりのBGMでスタンド席のお客さんを映す流れがあった。
開演時間が近づき少し照明が落ちて、スタジアム全体が「ついに来るか!」と思っていた矢先、大谷さんのCMが再度始まった時の観客の「あぁ〜〜……」という落胆がちょっと面白かった。
恐らく日本で初めて大谷翔平の登場に、ため息が出た瞬間だと思う。笑
(アーカイブにもこの瞬間が残っているので、気になる方はぜひチェック!)
***
ひと笑い起こったあと、お馴染みの観客を映す流れだろうと思っていたら、スタンド席でまつりを踊る風さんが映し出される!
会場全体がどよめく。急に始まった驚きと、ワクワクが一気に駆け巡り、みんなが一斉に立ち上がって風さんの居場所を探す。
どこだ、どこだ!とキョロキョロしていたら、いつの間にか風さんがだいこん畑に降臨していて、息つく間もなく演奏が始まる。
風さんは、たしかにここに存在していた。
ピアノを弾いている背中は自然体だけど神々しくて、発光していた。
Summer graceの優しく美しいメロディーが静寂の日産スタジアムに響く。音までキラキラと輝いていたなぁ。
YouTubeで聴くと、太陽が反射した波のようなクリアなキラキラだけど、現地では音があまり反響しなかったので、木漏れ日のような柔らかいキラキラに感じた。どちらも素敵だ。
こんなに近くで風さんの演奏を聴けるなんて夢のようだ。まさか最初に来るとは思っていなくて、驚きが強かったからか一瞬だった。
今、ここを感じて、風さんの生演奏に集中して、幸せな時間だった。
***
ただただ圧倒されて、拍手をしながら風さんの後ろ姿を見つめていたら、くるっとこちら側を向いた。
その時の風さんがハッと息を飲むほど美しくて、これまた驚いた!忘れられない。
美しさにぽーっとしていたら、風さんはスマホでスタジアム全体をくる〜っと撮影し、風のようにメインステージに去っていった。儚かった。
わたしの、夢のはじまり。
”一人ひとり”が”ひとつ”になって創り上げたライブ
私好みのチョイスにはなるが、印象的だった曲をいくつかピックアップして綴ってみよう!
♪ 『Feelin' Go(o)d』〜『花』
夢のはじまりに相応しい1曲!幻想的なBGMと共にMVと同じガイド役の風さんが登場。Feelin' Go(o)dが来るぞ!と胸が高鳴る。
”…is Love…is Love…”のリフレインからのイントロがかかった瞬間、一気に会場がパッと明るくなった!会場全体のワクワクが歓声や拍手に乗って、弾けた。
曲が始まると爽やかな風が吹いていて、まさにFeelin'Go(o)dだったなぁ〜。
映像もMVの色味と似ていて、ダブルレインボーやシャボン玉がポップで可愛い。スタジアムから見える空と繋がっていて、まるで天国にいるような気持ちになった。
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私の胸熱ポイントは曲終わり!決めポーズ後の風さんの静止!!!!
あれを見た時に、思わず声に出してしまった。
「マイケルやん!!!!」
私、中2の時にマイケル・ジャクソンにどハマりしていて「マイケルのライブに行ってみたかったなぁ…」という叶わぬ夢を心の片隅にずっと抱いていた。
だから、風さんがマイケルのオマージュをしてくれたことが、すごく、すごく嬉しかった…!私の淡い夢も叶えてくれたことに感謝!ありがとう!!
(バンドメンバーの皆さんも律儀にピシッと静止していて、ほっこり^^)
***
……からの『花』!イントロから心掴まれる大好きな曲。
『きらり』や『燃えよ』の後、一時期風さんから離れていたのだが、そんな私を再び戻してくれた曲が『花』だった。
風さんの曲の中でも秋を感じる切ない、儚い曲が好きで『花』もその1つ。昨年の秋はずーーっと、この曲を聴きまくっていた。なんならその後の冬も春も夏も聴き続けるくらい私の心を掴んで離さない。それを生で聴けたことが本当に嬉しかった……!
サビは周りの目も気にせずに熱唱してしまった!
(風さんの音を上回らないように気を付けながら)
Summer graceでの緊張や驚きが少しずつほどけて、ライブを楽しめるようになってきた。
♪ 『特にない』
この一声を聴いた時に「これは、もしや……!」とワクワクし始める。
やっぱりそうだ!3年前の日産スタジアムのフリーライブでも風さんが呼びかけていたアクションだ。
「すごく良いなぁ、実際にやってみたいなぁ」と思っていたので、今回同じ地でみんなとできたことが嬉しかった。
最初の芝生でのピアノもだが、フリーライブを思い出させる演出がいくつかあって、あの時叶わなかったことを3年越しに日産スタジアムで叶えていく流れが素敵だなぁ。
***
アコギのイントロと風を感じながら、風さんに合わせてクラップした。この先の不安や今感じている孤独感を藍色がかった空に向けて飛ばす。
7万人がパンっと手をたたく。乾いた音が優しく空に溶けて、少しずつ心が軽くなっていく。
感情を解放するかのような力強いフェイクと、寝そべり配信を彷彿とさせるステージ上のゴロゴロに目を奪われる。
すると、サビで優しい黄色のライティングがパッと目の前に広がった。
「あぁ、今こうしてライブに参加できて幸せだ。」
「充分、満たされている。ありがたい。」
優しい光と歌声に包まれて、胸がじんわりと熱くなった。
♪ 『燃えよ』
この曲も大好きなんだ!私の心のスイッチを押してくれる大切な曲。一歩踏み出すのが怖い時にいつも勇気をもらっている。
『花』と同じように『燃えよ』もイントロが神がかっている。ライブではフェイクが追加されていて、いつも以上にグワっと込み上げる熱を感じた。
映像の空も燃えるような夕暮れに変わる。MVと同じ衣装を着て、MVの水から出てくるようなシーンもあって、2024年ver.の『燃えよ』を観られてワクワクした!
会場もヒートアップして、私の周りにいる人みんなでサビは大熱唱♪
一瞬時が止まってからの、激しいダンストラックも最高だった……!!
なんて盛り上げ上手なんだ!!と心の中で叫ぶ。
炎も出て来て、ステージから遠い席だが、風に乗って熱を肌で感じた。
(トマト席の人は熱くなかったのかしら……?)
そして、ついに私の大好きな歌詞が来た!!
コーラス部分を一緒に歌って、風さんと掛け合いしている気分で最高に楽しかった!
ここは一緒に大熱唱!
本当に「マジで何も怖くねぇ〜〜!!」と心から思えた!!
その後も風さんのフェイクを体全体で受け止めながらサビを熱唱!
ずーーっと歌ってたなぁ!楽しかった。
『Feelin' Go(o)d』から少しずつ緊張が溶けて、『燃えよ』で完全に心が解放された。
暑いけど、清々しい。最高だった。
♪ 『風よ』
「ちょっと座って、休んでええでぇ〜」(可愛い)(優しい)
ほっこりしつつ着席してクールダウン。
ガレージの上のピアノに移動して始まったのは『風よ』だ。この曲も個人的に秋を感じるから好きなんよなぁ。イントロが切なくて良い。夕焼けに風さんとピアノのシルエットが切なさを増して見惚れてしまう。
♪ 『ロンリーラプソディ』
「次の曲も地味にバンドでやるの初めて。 Let's Go ♪」(可愛い)
『風よ』からの『ロンリーラプソディ』私のツボを押さえた流れで大歓喜!
これも3年前のライブにありましたよね!風さんの瞑想タイム。斬新すぎて初めて観た時は驚いた。実際に体験できたらどんな感覚なのか気になっていたので嬉しい。
穏やかなメロディーに乗せて呼吸に集中する時間が心地良い。静寂な時間に心も身体も緩む。
ホッとした後にやってくるサビの盛り上がり。優しいけど、胸がグッと来て不思議な感覚だった。
この歌詞が今の私に刺さった。ひとりっ子で、一人暮らし。1人が心地いい時もあれば、最近は寂しさを感じることもあって。自分のわがままな感情に呆れていた。
だけど孤独は幻想だし、ゲームなんだと捉えると心が軽くなった。
ライブを楽しむうちに、一人ひとり人生は違うけど、こうやって同じ想いで一つになることもできると体感できた。
一人だけど、一人じゃない。
”人との繋がり”を感じて心が温かくなった。
そんなことを感じていたら、いつの間にか日が暮れていた。
もうすぐ夜が来る。
♪ Interlude2
間奏のダンストラックもすごく良かった!!音楽を心から楽しんで表現されていて、こちらもワクワクした^^
キレキレに踊る人もいれば、しなやかに踊る人、びっくりする柔軟性を見せる人など個性があって、皆さん輝いていた!
(私もダンスやってみたい……!という小さな願望が浮かび上がってきた♪)
そして、おしゃれなジャズピアノに乗せてサックスの音色が響く。
「あれ?バンドメンバーにサックスの方いたっけな?」と呑気に考えていたら、まさかの風さんでびっくり!
ライブの中で意外性No.1のシーンだった。
(お恥ずかしながら、風さんがサックス吹けるの知らなかった……!)
個人的な話だが、中学の吹奏楽部でサックスをしていて、アルトだったが綺麗な音色が出せずにテナーに変更する経験があった。
難しさを知っているからこそ、こんなにカッコよくアルトを吹けることが本当にすごいと思った。
(アルトは息の入れ方が難しかったんだよなぁ……)
「これは残しておかねば!」と唯一フルで録画するくらい、私にとって印象的なパフォーマンスだった。痺れたぜ……!
♪ 『満ちてゆく』
すっかり夜になって星が出て来た。ギターのイントロだと哀愁が増して良い。優しい歌声と風さんの姿に見惚れて、うっとりしていた。
歌が進むにつれて、ふと横を向いたらスタンド席が蛍のように輝いていた。メロディーに合わせてゆったり動く光が美しくて感動した。
すぐに私もその光の1つになろうと、スマホのライトを灯す。
頼まれたわけではなく、スタンドの誰かが自発的に始めた優しさが、少しずつ広がっていく。
みんなが1つになった瞬間に、心がじわっと満ちていく。
『ロンリーラプソディ』で感じた「みんな一人でしょ みんな一つでしょ」を改めて実感した。
ファンが風さんと共にライブを創り上げるという同じ想いを持っていたからこそ生まれた奇跡的な景色だった。
その感動を実際に味わえたこと、その光の1つになれたことに感謝します。
風さんの愛と優しさに溢れた言葉に救われる
『何なんw』の後に、ふと風さんが口にした言葉があった。
この言葉、現代を一生懸命生きる誰しもがグッとくる言葉ではなかろうか。
私も、もちろんその一人。仕事のこととか、お金のこととか、不安やモヤモヤは尽きない。
風さんの自然体で力の抜けた言葉と、そこに込められた愛と優しさを感じて、心がすーっと軽くなった。
「大丈夫!何とかなる!」と心が大きく、強くなった気がする。
(皆さんもそうですよね)
一人ひとりの意識が良くも悪くも世界を動かす。せっかくならポジティヴに目を向けた方が良い。
今回のライブで「一人、孤独」に反応していた私にとって、風さんが贈ってくれた「仲間」という言葉に心が救われた。みんながいる、繋がっている!
「ライブを楽しむ!創り上げる!」という想いを持った日産スタジアムにいた7万人は一つになれた。
同じように日常でも一人ひとりが愛や感謝を外に出していけば、優しさが溢れたら、本気で世界は良くなるかもしれない。
7万人でできたから、きっとできる!
まずは自分の周りの人にポジティヴなパワーを先出ししていくと決めた。
プロってかっこいい!
風さんのパフォーマンスにとにかく圧倒された。私も少しだけサックスとピアノをやっていたからこそ感じる風さんの凄さ。
(私だったら最初のSummer graceの時点でプルプル震えてミスしそう。)
何曲も覚えて、その上でダンスもサックスも仕上げて、演出の流れも把握して……ここまで仕上げるのにどれだけの努力を重ねて来たのだろう。
全ては観客をFeelin' Goodにするため。
そんな想いと背景を勝手に感じて、感謝の気持ちが込み上げる。
「暑ぃ中、みんなホンマありがとう」
こちらこそ、暑ぃ中準備してくれてありがとうだよ……!!
バンドメンバーの皆さんやダンサーさんも心から音楽を楽しみ、身体や声で私たちを楽しませてくださった。
ライティングや映像も凝っていて、私の心を大きく動かしてくれた。最高の演奏に、美しい演出。チーム風のクリエイティブに脱帽!
遠くの席や配信の人も楽しめるように縦横無尽に駆け回るカメラマンさん。大きな画面やこだわりの詰まったセット、アリーナのシートや椅子、座席表などを準備してくれた技術・設営のスタッフさん。
暑い中、スタジアムの内外を誘導してくださったスタッフさん、ベジカレーを笑顔で渡してくれたスタッフさん、ゴミを片付けてくださった方。
最後に驚いたのは規制退場も大阪のFM局のDJ飯室大吾さんが担当していたこと!
現実を突きつけられがちな規制退場も飯室さんのお話やライブの裏話のおかげで、最後まで余韻に浸ることができた。
早めにお呼ばれしたので泣く泣く帰ったけど、もっと聴いていたかったなぁ〜!
いろんなプロの皆さんのおかげで私はライブを楽しむことができた。本当にありがたい。
自分のために動いてくださった方々に目を向けると、改めて私は”一人じゃない”と思えた。ありがとうございます。
「ありのままの自分でいい」と思えた世界
ハミングをしたり、手拍子をしたり、歌ったり、踊ったり、ライトを灯したり……ライブを通して7万人の心が1つになった。
みんなの想いや熱気、ワクワク、喜びを心と身体で共有できて感動した。
その一方で、一人ひとりの感じ方は個性があった。涙を流す人もいれば、ずっとニコニコしている人もいる。じっと聴き入って集中する人もいれば、歌って踊って身体全体で表現する人もいる。
一人ひとりが” ありのままの自分 ”でライブを目一杯楽しむ姿がとても素敵だった。
今までは人目を気にして自分を抑える癖があった。このライブは風さんも観客も自然体だった。
だからありのままの自分を出しても大丈夫!という安心感があった。
曲が進むにつれて私も少しずつ自分を解放して、心で感じたままに身体で表現できるようになった。
すごく、すごく、心地よかった〜〜!!
ライブを通して本当の自分に出逢えた気がした。
ちなみに楽しい!ワクワク!を歌って踊って、リズムに乗って全身で表現することが好きだと分かった ♪
前までは「心が動いた瞬間に涙を流して感動できる人」が1番すごい!私もそうならなきゃ!と思っていた。
だけど、別にそうじゃなくてもいいんだ。
涙は出ないけど、全力で喜びや楽しさを感じてニコニコしている。
それが私!それでいいんだ!!
もちろん涙を流して感動できる人も素敵!つまり、みんなそれぞれの感じ方・楽しみ方でいいんだ〜!と自分も周りの皆さんにも優しい気持ちになれた。
一人ひとりが個性を輝かせながら生きる。
同じ想いを持って一つになることもできる。
この歌詞の意味を自分なりに理解することができた。ライブで感じた「ありのままの自分」でいられる世界を広げていこう、創っていこう!
愛と優しさを先に出すから、豊かになるんだ
風さんは愛の人だなぁとライブで強く感じた。
みんなが暑くないか気遣ったり、歌にダンスに疲れているだろうに遠くの席の人のために広いスタジアムを自転車でぐるっと回ってくれたり。
そして会場に行けない世界中のファンのためにYouTubeを無料配信!なおかつ公開延長までしてくれるなんて……すごくない?!!
自分の利益とか、名声とかじゃないんだ。ファンのために、世の中のために自分のできることで貢献する。その想いが楽曲にもライブにも表れていて、本当に愛が深い人だと感じた。
その想いにファンが応えようとする結果、どんどん豊かさも広がっていく。風さんのGive, Love精神を肌で感じて、心の豊かさが巡る様を学ばせていただいた。
与えるから、与えられる。
心が先で、現実は後から作られる。
本当にそうだ。私も目先のことに囚われずに、自分から愛や優しさを先出していこう。
***
やはりファンはアーティストに似るのだろう。ファンの皆さんも優しい方ばかりだった。
神席を共に喜んだお隣の女性2人組とワイワイ写真を撮り合いっこしたり、カレーを食べる時に席がなくて相席をお願いしたら快く応じてくださったりと、一人参戦だった私の心に皆さんの優しさがとても沁みた。
規制退場の時に、待っている人たちが先に帰る人たちに手を振ってお見送りしてくれた。これも嬉しかったなぁ。なんて優しい世界なんだ!と感動した。ありがとうございます。
チーム風と、会場の皆さんの愛と優しさに包まれて「一人じゃない。一つなんだ!」と感じられた最高のライブだった。
夢のような時間は終わってしまったけど、夢は何度見てもいいよね。
Feelin' Go(o)dな思い出と仲間を胸に、自分らしく、自然体で生きていこう☁️🌈✨
最後まで読んでいただきありがとうございました ♪
2024.9.2. Rina