踏み出したら、信じて進み続けろよ。
私は今日も、そう言ってくれた人に見てもらうつもりで仕事する。
南の島から「シュッ」2年前の冬だ。
ダイヤモンド・プリンセス号の報道がされた日、私は社長と企画チームのメンバーと一緒に沖縄にいた。
人事担当者向けの採用管理システムを引っ提げて出展イベントに参加していることも、別部署に異動したはずの私がここにいることも、社長のひと声で「シュッ」と決まるのはベンチャーあるあるだ。
来場者対応が落ち着いてきた昼ごろのことだった。
「やたら社内チャットの通知が鳴るな」と思った矢先、当