夢のカケラは残ってる?
「人は、自分がわかっているものしか見えていない」
って聞いたことありますか?
ちょっと何言ってるかわからない、
とおっしゃる方もいるかもしれないですね。
不思議なことを発見することだってあるし。って。
私も初めて聞いたときは
「ん?うーん…むむむ?」
って困惑していました。笑
ということで、
今回は、私自身も理解を深めていくために、
記事の中で具体的に綴っていこうと思います。
いつからヒトの目、気にしてる?
「口先だけのビッグマウスと言われるかもなぁ」
と尻込みした経験はありますか?
または
「批判されるかもしれない」など…。
まわりの目を気にしてしまい、
どデカイ夢を口にするのを避けてしまった経験。
お心あたりは…ないですか?
たとえば、
話すと、きっと笑われちゃうな…
って、先回りして考えちゃって。
なんとなく言葉にすることを避けているうちに
その夢のことすら忘れてしまう、とか。
はいこれ、
私の実体験です。笑
夢のカケラを思い出してみて
せっかくなので、あなたにはいま、
ちょっぴりでいいので思い返してみてほしいんです。
子どものころ、
どんな夢を描いていましたか?
子どものころって夢を描くことは、
とても自由だったはずなんです。
私の場合は、やりたいことだらけで
とっちらかっていました…笑
時代的にも女子野球はなかったんですが、
イチローみたいな野球選手になりたかったし。
SLAM DUNKとNBAの影響から
プロのバスケットボール選手にもなりたかった。
ソフトボールでオリンピックにも行きたかったし、
スキーの選手にもなりたかった。
(脳筋っぷりがすさまじい…笑)
数学とか得意ではなかったけど、
天文学の博士にもなりたかったし、
歴史を覚えることは苦手だったけど
考古学者になりたい、とも思ってました。
担任が大好きで、
学校の先生にもなりたかったし。
たくさんの人を救うことができる
万能薬を開発したい!なんてことも考えてた。
さらに言うと、
映画「Back to the Future」の影響で
タイムマシンも作りたい、と本気で思っていたし、
宇宙にも行きたいと思っていました。
ちなみに、
タイムマシンをつくったら古代ギリシアに行って、
ソクラテスと語りつくしたいわ~弟子になりたい!
と本気で思ってました…笑
(今も叶えられたらめちゃ嬉しい…🌟)
あとは古代日本に行って…
卑弥呼にも会いたいし、
サムライにもなりたい!
エジプトの栄華をリアルで体験したいし、
ツタンカーメンに会いたい、とか…。
ノアが海を割るところを見たい、とか…。
恐竜と間近で観察したい、とか…。
シャーロックホームズに会いたい、とか…。
祖母が喫茶店をしていたので、
カフェのようなものもいつかやりたいなーと
漠然と考えていたこともありました。
あなたの夢はどこから来てた?
パッと思い浮かべるだけでも…
現実的なものと無茶苦茶なものと、
リアルもフィクションもごちゃ混ぜで。笑
「ちょっと…どうかしてるんじゃない?」
と言われてもおかしくないようなことかなーと
思ったりはするんですけど、
本気で考えていたんですよね。
そういう時期が、私のこれまでの人生の中で、
たしかに存在していたんです。
そして、ここに書いた以外にもたくさん。
やってみたいこと、なりたい姿を描いていました。
今でも、カタチは違えど、
淡い期待を持っているものもあります…笑
これだけ書いていながらですが、
共通して、ひとつ制限があるんです。
それは
「見聞きしたものしか描けていない」
ということ。
スポーツ選手も学者も先生も研究者も、
何かを通して知った職業だった、
ってことなんです。
つまり、
「知らないことは想像ができない」
んですよね。
あなたはどうでしたか?
知っていることから生まれたものが
多いのではないでしょうか?
思い出した夢、
ぜひ手帳やノート、私のコメント欄でもいいので
どこかしらに書き出してみてくださいね。
これが結構だいじなことなので!
置き去りの夢のカケラはどこに?
社会に出て、働き続ける毎日が続くと
「かつての夢」のことなんて
ほとんど思い出すことなんてなかったんですよね。
たまに職場の仲間や旧友と飲みに出かけて、
「バカげた夢トーク」のような
身にならないような話題が出てきたときに
懐かしいなーと思い返すくらい。
で、すぐに現実世界に引き戻されて、
わくわくして描いていた夢は
記憶の奥底に沈みこませてしまう。
でも最近、
私は「忘れかけた夢」を思い出したことが
これからの人生にとって大切だと感じました。
こういった夢を描いていたとき、
わくわく感を抱いていたんですよ。
「自分」に対しての自己評価、
決して悪くなかったんです。
自己評価がピンとこない場合は
「自己肯定感」と置き換えてもらってOK!
「自己評価」が下がりやすい現代において、
ゆがみを修正することや
「これからの展望」を描くためには、
ぜひ一度、やってみてほしいんですよね。
過去に、わくわくして
キラキラと目を輝かせていたときの気持ちを
本気で思い出してほしいんです。
ノスタルジーから未来へ
思い出してもらったら、
気持ちがちょっとあたたかくなりませんか?
かわいい時期があったなーとか。
無邪気だったなーとか。
世界がキラキラしていたなーとか。
その宝物のような気持ちをもって
「これから」を考えていくことが
ものすごく大事なんですよね。
子どものころって、純粋に
「自分が大切にしていること」を
わかっていたから。
家庭や周囲の環境で
我慢をしなければならない場面が
訪れてくることもあったと思うんです。
だけど、そんな中でも
「大切にしている気持ち」をもって
夢や希望を描いていたはずなんですよね。
思春期を迎え、かっこつけ始めたり、
周りの目を気にするようになったり。
社会に出て、
協調性や忖度を求められることが増えたり
理不尽なことに揉まれることで
だんだん、忘れちゃうんですよね、
そういう純粋な気持ち。
新しい視点で夢のカケラを探そう
「自分が知っているものしか見えない」なら、
それを逆手に取ることで
未来が好転しそうに思えてきたんですよね。
わかっているもの、見えるものを増やすと、
いまよりもたくさんの選択肢が
目の前に広がるってワケで。
過去の自分の夢と、
その時に抱いていた気持ちを振り返ることで
自分がどう考えていたのかを知ることができる。
つまり、自己理解が深まる。
そして、大切にしていたことが見えてくることで、
これからも大切にしたい気持ち・こと・ものを
見極めていくことができるようになる。
知っているもの・見えているものを増やすことで、
未来は「本来持っていた感情」とともに
手に入れることができる、という…ね!
大人になった今だからこそ、
子どものころに描いていた夢を
違うカタチで現実のものにできる方法も
きっと見つかるはずなんです。
さいごに
今回は概念のような
抽象的な話になってしまいましたが、
自己嫌悪や自信のなさ、
そして楽しくないなーと感じるときこそ
ぜひ一度、「かつての夢」を
思い出してみてください。
私もこの方法で何度も救われてきました!
もちろん、落ち込むことや
自己嫌悪に陥ることも、
ときとして必要な時間です。
ただ、その時間が長引いてしまうと
自分を見失ってしまうこともありますよね。
だからこそ、気が向いたときで構わないので
ちょっとだけ「夢のカケラ」を
思い出してみてください。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
そうそう。
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