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オフィスワーカーの不眠リスクが上がりやすい理由とおすすめ対策
室内で働く人は、屋外で働く人と比べて、睡眠が不調になりやすいという調査結果が出ているようです。
働く人にとって睡眠の大切さとは
睡眠時間が確保できなかった日や、眠りが浅かった日の翌日は、ダルさが続いたり、集中して作業できなかったりした経験はありませんか?
睡眠が不十分だと、パフォーマンスは低下してしまいます。
ある研究によると、6時間睡眠を2週間続けると、2日徹夜した状態と同じレベルまで集中力が低下してしまうという結果が出ています。
徹夜翌日は、自身で集中力の低下を自覚しやすいですが、睡眠が不十分な日が数日続くと頭が睡眠不足を認識しにくくなるので、パフォーマンスが落ちているにもかかわらず睡眠による不調と気づきにくくなるようです。
睡眠不足が続いているために、体調の不調を感じていない人はたくさんいるのではないでしょうか?
さらに、免疫力の低下、食欲増進、生活習慣病のリスク上昇、認知症リスクの上昇などさまざまな体の不調が現れやすくなります。
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なぜオフィスワーカーは睡眠に不調を感じやすくなるのか?
質の良い睡眠を得るには、朝~日中に強い光を浴びる必要があります。強い光によって眠気が抑えられ、夜に睡眠ホルモンが分泌されます。
十分な照度を得るには、太陽の光が必要です。一般的な室内の照明環境では不十分であることがわかってきています。
1日中室内で働くオフィスワーカーは、屋外労働者と比べて、日光のような十分な光環境ではありません。
このため、夜に睡眠ホルモンの分泌が不十分になり、自然な眠気が現れにくく、質の良い睡眠も得られにくくなってしまいます。
朝~日中は積極的に日光を浴びましょう。
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室内にいながら対策するには・・・
体内時計を調えるための照射器具もありますが、こちらはかなり眩しい環境になるため使用しにくいといわれています。
そこで室内対策としておすすめなのは、窓の活用です。
窓の大きさや向きにもよりますが、窓際約1m以内だと必要な照度を得られるといわれています。
窓際の席で過ごしたり、在宅ワークの人は窓の近くへデスクやワークスペースを配置するレイアウトがおすすめです。
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さいごに
室内で過ごす時間が増えていることが、睡眠に不調を抱える人の増加につながっている可能性も考えられます。
良い眠りを得るには、朝~日中に太陽の光を浴びる必要があります。
外で過ごす時間を確保できない人は、積極的に太陽の光を浴びるように対策を行うことをおすすめします。