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📖読書記録📖『あるかしら書店』

読書紹介記事を書く青沼りんです📗

皆さんは読書をしていて「こんな本があったらいいな」と一度は思ったことはありませんか?

『本にまつわる本の専門店』を舞台に、ちょび髭がトレードマークのお茶目な店主さんが訪れてくるお客さんのご希望に合った本を紹介してくれるちょっと不思議な本屋さんをご紹介したいと思います。


●今回ご紹介する絵本『あるかしら書店』

著者 ヨシタケシンスケ
発行 株式会社ポプラ社
2017年6月20日 第一刷発行



その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。
このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。
今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。(本文引用P2-3)


著者は『りんごかもしれない』の絵本作家ヨシタケシンスケさん

『こんな本があったらいいな』という本が大好きな大人の妄想がギュギュッと詰まった一冊。

彼の描く子どもから大人までほのぼのとしたイラストがみんなとてもかわいくて癒されます。

本書で登場する架空の本はジャンルにすると、歴史書やHow to本、ポエムが多いようにお見受けします。


例えば、お客さんから「ちょっとめずらしい本ってあるかしら?」と聞かれれば、月明かりにしか反応しない特殊なインクで書かれた本食べ出す絵本や(どゆこと?)泣き出す絵本(だからどゆこと?)という思ったよりも斜め上な本が登場します。


これは本当に読んでいただかないとどういう本かわからないと思うので、ぜひぜひ読んでみてください。


あるかしら書店で紹介された中で、私のお気に入りは『本のようなもの』という本です。

「○○は本のようなもの」という内容のポエムで、読んでいてとても腑に落ち感動しました。


しかし、そんなあるかしら書店にも唯一ない本がありました。

それはどんな本かは、そちらも踏まえてぜひ読んでみてください。




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