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《創作大賞感想#3》おまとめ便にも心はこもってる。
一つ一つの作品に1,000字くらい書きたい。
そういう気持ちで読み終えるのですが、なかなか身体がついていかない。
ということで、今回は作品の感想をぽんぽんぽんと軽い気持ちで書いてみることにしました。
一つのレビューを軽めにしたので3本紹介しています。
今なんか読むもの探してたんだよなという方は是非気になったものを読みにいってみて下さい!
1️⃣『すべて、狂った水槽』/月越 瑠璃さん
#創作大賞のいっぽん2024 に参加してたことで、偶然見つけた作品でした。
え゜!?小説がうますぎねぇか!?と思った作品です。あらすじの時点で三話までの内容が綺麗にまとまってますので、話の流れも終わりも最初から大体わかってるわけです。
それでここまで読ませる雰囲気作れます? この妖しげで一人称なのにとても感情から距離がある、客観的ともいえる筆致。好みすぎる。え、なぜ漫画原作部門を選ばれたんでしょうか。いい短編小説特有の、最初から最後までその作品が同じ空気で繋がっている感じ。もっと言えば読みながらずっと上手く息ができないこの薄暗さとベタという妖艶なモチーフ。この人の小説として読む文章が好きだ。え、なんで三話のスキ❤️5件しかない?(7/26現在)
わたしこれから、どうしたい?~復職から3年経過して~/真矢(みけにゃん)さん
メンタル系で前職を退職し、8月から新たに働き出す予定の私は励まされる思いで読みました。
あるよな。こういうこともあるよな。たしかに実際復帰したらこんなことを私も考えるよな。
特に体力……なくなってますよね、やっぱり。毎朝出勤……するんですよね!!この緊張感には共感です。
それでもシンプルな言葉で一歩一歩進んでる。
できるようになるよ。
ちょっとずつ変わるよ。
やすんでいいよ。
あなたも大丈夫だよ。
そんな風に話しかけてくれる希望のエッセイ。
ぶこつでやさしいスープカレー屋さん KIBA
/幸野つみさん
the 往年の少女漫画のような作品です。全17話。ボリュームあるなぁと及び腰になりましたが、一話一話がかなり読みやすい。意外といけちゃうな、進んでるな等と失礼なことを思ってたらあっという間に最終回でした。
この方、すごい早いタイミングで私の記事にたくさん目を通して頂いていて。日記まで見ていただいちゃって。この喜び、作品を読破した際には感想でお伝えしようと思っておりました。
本当に学生時代に読んでいた少女漫画以上に主人公がピュアです。全然擦れてない。最近の主人公はちょっとぐらい愛想笑いに慣れていたり、冷めた目線を持っているキャラが多いけど、彼女にはそういう発想が皆無。
そして世界観。みんなが集まる場所があって、憧れのあの人がそこにいて。彼には何か私には教えてくれない事情があって。そこにいるなんか軽薄な男は背中を押してくれてるんだか、私とあの人のこと面白がってるのか。私、憧れのあの人に恋しちゃった!!
なんかそういう和気藹々感がホクホクごろごろなスープカレーのあったかさと相まってほっこりします。王道少女漫画感。可愛い作品です。あと、想像しちゃってお腹空きます。
誰か私に豚の角煮の入ったカレーを作った下さーーい!!
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創作大賞感想。できるだけ色んな人の作品で書けたら、何かの縁になれば、と思っておりましたが、スマホで色んな作品を読むのは結構大変ですね。死にそうになってしまいましたのでちょっと落ち着こうと自分を戒めています。
お祭り感に浮かれてしまいました。
皆様もスマホの見過ぎにはお気をつけて。
rin
宣伝大事。