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国民国家を考える
資本主義とともに、近代を特徴づける概念は、ネーション(国民、国家、民族)やナショナリズム(国民主義、国粋主義、民族主義)であると考えられます。以下、ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』と、その参考資料です。
想像の共同体
ネーション(国民、国家、民族)を扱った有名な書物が、ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』です。ナショナリズムの種類(クレオールナショナリズム、公定ナショナリズムなど)や、それぞれのナショナリズムの特色、成立過程や条件などが書かれています。
別冊 100分 de 名著 ナショナリズム
しかし、『想像の共同体』は、キリスト教的な表現や比喩(聖餐、巡礼の旅など)があり、キリスト教の知識がないと、理解しにくいところがあります。そこでおすすめしたいのが、『別冊 100分 de 名著 ナショナリズム』です。第1章で『想像の共同体』が採り上げられています。解説者は、大澤真幸氏です。『想像の共同体』がわかりやすく解説されています。
松岡正剛の千夜千冊
松岡正剛氏による、『想像の共同体』の書評です。文末に、ナショナリズムについてのブックリストがあります。そちらも参考になります。
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