【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』10
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第2章 「データ」を読みこなせる人になろう!
TIP 16 データを過信してはいけない
ビッグデータを取得できる環境は整っている
顧客のニーズがすべてデータに表れているとは限らない
データに従えば正解がわかると考えるのは早計
→個人の感覚から出発することも重要データを過信せず、感覚を重視して発想する
→そこから顧客のニーズに合致しているかどうかを確かめにいく、とう順序が有効
TIP 17
「やり取り」をデータとして残しておく
→ビジネスでは「言った・言わない」の水掛け論が発生する
→自分(自社)を守るためにも、メッセージのやり取りや証拠などはデータとして保管しておくことが肝心メッセージのやりとりをデータで残すには、メールやLINEなどのツールで行うことが基本
→文面が日時とともに記録され、証拠を提示することができるデータは、自分を守るために「残す」習慣も不可欠な時代になっている
感想
個人的な感覚から始めて、論理の裏付けをとるという手法は、ビジネスだけではなく、論文執筆のようなアカデミックな分野でも有効です。感覚から始めるには、細かい観察眼と問いを考える力が必要になってきます。
文面をデータに残すことはとても重要です。人間の記憶はあいまいで、証拠を残しておかないと、相手に押し切られる可能性があるからです。自分の主張が事実であると第三者に判断してもらうには、どういうデータを残しておけばよいかを考えて、データを残しておく必要があります。
「口頭だけで済ませようとするのは、証拠を残したくないからだ」と相手に思われないためにも、やりとりのデータなどは残しておくことが重要だと思われます。
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