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【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』16
読んだ本
読書マインドマップ
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読書メモ
第3章 「検索力」を鍛えてデキる人になろう!
「データ」の読み方③ デジタル化の進展による今後の日本社会 情報通信白書
→データにコメントを添えて、説得力をアップさせる「令和3年版 情報通信白書」の「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究」
→デジタル化の大きな進展「デジタル化の進展による今後の日本社会」(p.85)
→やや明るい見通しを持っている人が多い
→年代別に見ると、20代の47.5%が「今より明るくなる」と回答
→肯定的な回答が少ないのが40代、50代、60代のほうが多い「今よりも明るくなる」「今より暗くなる」の理由についても調査
→コメントを掲載
→どちらのコメントにも頷けるデータに加えてコメントを掲載するのは有効な方法
→実感を持ちやすくなる
→人間の生の声は人の心を動かす
感想
統計データにコメントを加えると、統計データの背景がわかりやすくなる、という利点があると思いました。
統計データはあくまで数字のデータで、その数字をどのように解釈するかは、解釈する人の感性(センス)や経験に依存すると考えられます。また、その解釈も一つに決められない性質のものであるのかもしれません。
統計データを読むことに限っていえば、サイエンスは、アートとクラフトなしでは成立しないと考えてもよいと思います。
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