【読書メモ】小曽川真貴『調べ物に役立つ 図書館のデータベース』20
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読書メモ
2. 新聞
古い印刷物、古いデータについて
活版印刷:活字を組み合わせて作った版(活版)で印刷する方法
全国各地で体験講座やワークショップがある
活版印刷に興味があるなら、「印刷博物館」や「市谷の杜 本と活字館」に行くとよい
マイクロフィルム・マイクロフィッシュ:縮小印刷した写真を並べたもの
専用の機械で画面上に拡大する必要がある
紙で保存するより遥かに小さな形状になる
利点
一度保存したデータの変更が難しい
頻繁に企画や見るための機械が変わることがない
古いフィルムは高温多湿による劣化が激しい
マイクロフィルムには、ロール状のものと、カード上のものがある
カード上のものを、フィッシュ(fiche)を呼ぶ
感想
阿辻哲次先生のご実家が印刷工場で、阿辻先生は、活字を見て育ったと聞いたことがあります。漢字に興味を持ったのも、この経験に由来するそうです。
活版印刷については、下記の施設にいくとよいようです。
図書館が資料のマイクロ化、デジタル化を進めているのは、紙の資料は物理的な場所を取ってしまうためです。図書館では、毎年毎年資料を購入しているので、書架がいっぱいになってしまいます。そのため、資料をマイクロ化、デジタル化して、別の形で利用できるようにします。
マイクロフィルムは、資料のなかでも、長期保存ができる媒体です。
CDやDVD、ハードディスク、フラッシュメモリーの保存期間はもっと短いです。
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