【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』39
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読書メモ
第5章 ステップ3 望みを比較する
全体像を作成する
心の奥底の望みを洗い出すのは簡単ではない
→じっくり時間をかけて行う望みを表す形容詞(p.206 表5.1)を参考にする
当事者の望みを書き出し、3~5個に絞る
これを課題を分解した直後に行う
「マダムXの肖像」の物語
ジョン・シンガー・サージェントの「マダムXの肖像」のさまざまなバージョンは、さまざまな当事者の「望み」が表されている
当事者の望みをかなえる
自分:サージェント自身
ターゲット:美術界
第三者:ゴートロー夫人、肖像画を提示したサロン
美術界(ターゲット)とサロン(第三者)を満足させるために、サージェント自身の望みを諦めざるを得なかった(ただし、完全に諦めたわけではない)
職業画家は「全体像スコア」によってバランスを図らなくてはならない
感想
心の奥底の望みを洗い出すのは簡単ではない、というのは、確かにそうだと思います。自分自身が意識していないということもありますし、こんなことを望んでいいのだろうか、という無意識のブレーキもあると思います。
職業画家によらず、職業で何かをするときには、「全体像スコア」のバランスをとることを余儀なくされると思います。その過程において、自分の望みが消えてしまう、もしくは、忘れてしまうことに注意することが必要なのではないかと思いました。
これは全体像スコアのバランスを上手く取った例ですが、もし、上手くバランスが取れなかった場合はどうなのでしょうか?ちょっと気になるところです。
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