【読書メモ】丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』10
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第2章 アダム・スミス先生と社会善のユウウツ ― 倫理と経済編
道徳と経済は、あくまでも一致し得るということにすぎない(いつでも必ず一致するということではない)
上流の職業では事情が異なることが多い
→富や地位に対する尊敬が、徳に対する尊敬や悪徳に対する軽蔑を凌駕してしまう組織の利益を考え、素朴に消費者と向き合うことだけではなくなる
→"見えざる手"が働く市場の機能から、少しずつ判断がずれていくことになる
エシカル消費は本当に"エシカル"なのか?
人間の本性には、富裕な人や地位のある人に驚嘆する傾向がある
→この性質のせいで、上位の者は、流行を作ったり導いたりすることができてしまう
→上位の者に憧れる虚栄的な人は、上位の者の生活を装い、自分たちが上位の者たちに向けられる眼差しを向けられることを誇りとする
→同じことが、"エシカル"消費にもあるのではないか?
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