【読書メモ】波頭亮『成熟日本への進路』16
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読書メモ
II 経済政策の転換
四 この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立
今までの議論
経済政策の軸を成長論から分配論に転換
国民の誰もが安心して生活していけるような仕組みを整える
上記の政策を行うために、
増税を行う
思い切った所得移転政策をとる
医療・介護産業と外貨を稼ぐ産業育成していく
日本はどのような経済構造を作り上げるべきか
→社会保障と市場メカニズムの両立経済活力の確保をするには?
→経済効率を上げる
→医療・介護産業がGDPに占める割合は10%程度
→残り9割をどうするか?
→これまで以上の効率化や生産性の向上が強く求められる
→現行の日本経済のシステムの運用維持するには、毎年着実に1%ずつ生産性を改善していかなければならない
→そのために必要となるのが、規制緩和と市場メカニズムの尊重
感想
効率化や生産性というと、個人のようなミクロ的なものかと考えていましたが、人口減の状況では、マクロ的な視点からも考える必要があることがわかりました。
規制緩和と市場メカニズムをどのような形で実現するか、また、どのように実現させていくのか、次の展開が楽しみです。
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