【読書メモ】永井孝尚『世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』7
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
『確率思考の戦略論』
ビジネスの成否は確率で決まる
→その確率はある程度操作できるプレファランス = メンタル・アベイラビリティと同じ意味
→経営資源を集中すべきは、消費者のプレファレンスの向上カテゴリー = 消費者が同じ目的で使用し、同じ便益を与える商品やサービスの集まり
エボークト・セット
→消費者の脳内にある、カテゴリー別にプレファランス
→過去の購買経験から無意識に作られる
→消費者はランダムに買う商品を選ぶプレファランスを決める3つの要素
ブランド・エイクイティー(最も重要な要素):ブランドがもつ見えない資産
製品パフォーマンス(カテゴリーで異なる):
機能重視型の商品、問題解決型の商品
→パフォーマンスが高いほどプレファランスが高まる
→消費者は一度信頼したブランドからはスイッチしない(失敗したくないため)違いが微妙なもの
→製品パフォーマンスより、ブランド・エイクイティー強化のほうがプレファランスは高まる
価格:中期的には価格アップが正しい
先にブランド価値を高めるとこで、初めて値上げは成功する
成熟した消費者向けの市場の経営資源配分
自社ブランドのプレファランス:市場のプレファレンスを増やす
→競合と差別化しようとするあまり、顧客のプレファレンスを狭めない
→消費者ターゲットの中だけでプレファランスを増やそうとしない認知:何%の消費者が商品を知っているか
配荷:消費者の何%が商品を買おうと思えば買えるか
ブランドの年間売上は7つの要素で決まる(確率をコントロールできるものとできないものがある)
認知度(広告で上げる)
配荷率(競合に対して相対的なプレファランスを上げる)
過去の購入数(競合に対して相対的なプレファランスを上げる)
エボークト・セットに入れる率(競合に対して相対的なプレファランスを上げる)
1年間の購入率
年の平均購入回数
購入額を高める(商品選択肢を増やす)
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