【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』15
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読書メモ
第2章 創造的な脳
共同作業の前に「1人」で作業する
最初は1人ひとりが個別に行ったほうが、より創造性の高いアイデアが生まれることがわかっている
→グループシンク(集団浅慮)につながりかねないバイアスに陥らずにすむ脳は記憶にあるピースを自動的に集め、それ以外の探す必要があるピースを空白のまま残す
→そのためには、課題解決に役立つ情報を特定し、整理することが重要その後、共同作業に移ることができる
Think Biggerは、6つのステップをまずは1人で完了する
→続いて、チームで情報やアイデアを共有するThinkBiggerは、5人を超えるチームでやらない
→個人としてのパフォーマンスが低下することが多いから
感想
みんなでアイデア出しをすることを「みんなの頭を借りる」と言っていましたが、みんなの頭を借りる前に、各自が考える時間が必要なのがわかりました。
アイデア出しの人数は、多ければ多いほどよいかとも思っていましたが、5人を超えるチームでやらないということに、少々驚いています。個人のパフォーマンスが落ちる、とありますが、どうして落ちてしまうのかが知りたいところです。フリーライダー的な人が出てきやすいからでしょうか?
ともあれ、一人の頭のなかで思考を熟成させることが、独創的なアイデアを生み出すことにおいて、重要な役割を果たすことがわかりました。個人の偏り、創造性に大きく影響するのかもしれません。
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