
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』17
読んだ本
読書マインドマップ

読書メモ
第II章 論理的思考のコアスキル 1「適切な言語化」スキル
「文章・文脈」の整理
出来上がった一文一文を束ねてひとまとまりの「文章・文脈」にするのが、適切な言語化の総括
論理的な文章を構成するために、文と文をどのように繋ぎ合わせるのかを考える上で最初に着目すべき点
→文章全体の構造化(結論を表すパートと根拠を表すパート、および、具体例や背景説明といった論理構造上の役割分担)文章全体の構造を考える上では、ピラミッドストラクチャーという構造化のフォーマットを使うとやりやすい
ピラミッドストラクチャー
上層に結論(抽象)、下層に根拠(具体)を配置した階層構造を持つような要素の並べ方を指す
ピラミッドストラクチャーが論理フォーマットとして優れている理由
複数の文(命題)が「したがって」(inference型)もしくは「なぜならば」(reasoning型)で繋がれた"論理的な"関係性を上下関係で明示する構造になっているため
結論を支える根拠が複数存在すればなおさら、結論の論理的妥当性の高さが際立つため
基本的にはボトムアップ型のプロセスになることが多い
文章化の場合は、結論→根拠のトップダウンで繋いでいったほうがわかりやすい
接続詞の活用:シナリオ化
→文章の構造や文脈の流れを分かりやすくするためには、文と文がどのような関係で繋がっているのかを示す接続詞の活用が有効接続詞は、「文章構造の言語化を行うもの」であるとも言える
いいなと思ったら応援しよう!
