【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』51
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第IV章 クリティカル・シンキング 2 クリティカル・シンキング:それは本当に正しいのか
クリティカルなスタンス
クリティカル・シンキングにおいても、「何をするか:what to do」と同等以上に「どう行うか:how to do」が重要
人間の脳は、通常、省エネで迅速に、"だいたい正しい"答えを得るような情報処理を行っている
また、非常に自己肯定的であるネイチャーも持っている
クリティカルなスタンスを取る際の具体的な姿勢・態度
安易に結論に飛びつかずに熟慮する
→一度直観的な判断が得られても、自省的な態度で対峙し、敢えて異なった結論や違う経路のロジックを自ら積極的に探ってみるくらいの熟慮性が必要かつ有効一度出した結論を柔軟にアップデートする
→一度クリティカルに考え抜いた結論とロジックであっても、新しいファクトや条件の変化を見つけたら、もう一度柔軟に考え直してみることを習慣づけること
クリティカルなスタンス(= それは本当に正しいのか?)の姿勢の原点:自分自身の認識と思考に対する自省性にある
→複雑で不確実な環境の中で、間違えやすい脳を以て思考する自分自身の認知と思考に対して、徹底的な批判的検証を行えてこそ、正しい論理的思考の実践が可能になる
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