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【読書メモ】波頭亮『成熟日本への進路』32
読んだ本
読書マインドマップ
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読書メモ
III 仕組みの改革
三 官僚機構の改革戦略
メディアへの期待
日本の政治を変えるには、官僚機構を本来のポジションに戻し、本来あるべき役割を果たしてもらうようにすることが必要
メディアの援護射撃が不可欠
大きく政治が変わるときには、メディアは重要な立役者
→例:ベルリンの壁の打ちこわし日本のメディアは、発行部数の多さも、ニュースソースの役割も、他国と比べて圧倒的に大きい
→社会的影響力、世論形成力は極めて大きい日本のマスメディアは、政党や政策に対する評価・コメントの差がほとんどない
→海外のメディアでは、小泉政策に対してポジティブであった
→日本では、小泉政策を高く評価する声を黙殺した全メディア総動員で"官僚のポチ"であることは早く止めてほしい
感想
ある国のジャーナリストが政府に反対する内容の発信を続けて、ある日疾走してしまったと、以前、ある番組で見たことがあります。メディアの人間になるには、ときに権力と戦う覚悟がないとできないものだと、そのとき感じました。
いまは、昔と異なり、ブログやSNSなど、小規模な組織や個人が、それほどコストをかけずに発信できるようになりました。マスメディアが情報を独占的に発信する時代ではなくなりました。
しかし、メディアが民主化すると、今度は、フェイクニュースなど、新しい問題が発生してしまっています。その点が、悩ましいところです。
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![Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124372892/profile_faee130f9ab2e0097ad1dd991a2807dc.jpg?width=600&crop=1:1,smart)