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【読書メモ】山野弘樹『独学の思考法』11

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山野弘樹『独学の思考法』目次マインドマップ

読書メモ

第2部 応用編 ― 独学を深める三つの「対話的思考」

  • 他者と対話を行うことは繊細な作業

  • 他者と対話を行う必要性

    • 多様性が尊重される社会において、他者と倫理的な関係を取り結ぶため

    • 「不確実な時代」と言われている昨今の情勢の中で、柔軟に自らの思考の枠組みを更新していくため

  • 「倫理」と「論理」という理由で、「対話」の営みがますます重要性を帯びる

  • 他者との対話こそが、独学者が独断的・独善的な思考に陥ってしまうのを防ぐ
    →対話の場と、対話に参加してくれる複数の他者は、独学を実り豊かなものにするかけがえのない存在

  • 「対話的思考」というモデル

    • ソクラテスの問答法とは異なる「対話」のモデル
      →ソクラテスの方法をそのまま現実世界で実践すると「心理的安全性」が損なわれる可能性がある

    • 対話に内在する抑圧や暴力の可能性に注意を向け、お互いに配慮し合う形の対話モデルを社会的に構築していくべき


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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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