【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』34
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第III章 コアスキル習得の具体的方法 1 What to do : 何を練習するのか
「ピラミッドストラクチャー」による体系化
ピラミッドストラクチャー:文章やレポートなどの比較的大きなまとまりを持ったコンテンツを構造的に理解するのに適している
→コンテンツ全体の論理構造を図解的に示してくれるもの(p.173参照)ピラミッドストラクチャーでの整理
コンテンツの構成要素を「結論」「根拠」「それぞれの具体的な内容」といったパーツに整理
それぞれのパーツがどのように繋がっているかを理解・解明した上で図解
ピラミッドストラクチャー化の練習
理想の題材
→裁判の判決文(最も論理的に整理・構築されて文章の一つであり、無料で簡単に入手できるため)まずは自力でピラミッドストラクチャーを作る
→可能な限り客観的に明確・明瞭な論理的構造を心掛ける試行錯誤しながら、より良い構造を検討していくプロセスこそが重要
→成果は結果にあるが、成長はプロセスにあるピラミッドストラクチャーが完成したら、それを文章化(シナリオ化・ストーリー化)する訓練も行ってみると良い
→各要素に記載されている内容を材料にして文脈を生成し、読み手に構造を想起させるような文章にまとめ上げるトレーニング
→このとき、本来の判決文と全く同じ文章を目指すのではなく、ピラミッドストラクチャーの内容だけを元にして、文章の構造が明確になる形で文章化することを試みること
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