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子供の学力を上げる最も効率的な方法

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こんにちは、くにたけりんです。
今回は「子供の学力を上げる最も効率的な方法」というテーマでお話していければなと思いますので、よろしくお願いしまーす!!

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本題に入る前に、今回の記事の内容は「学力の経済学」という本を参考にさせていただいています。面白すぎて速攻読んでしまいました。ぜひチェックしてみてください〜〜〜!


ではいきましょう。
シンプルに子供の学力を高めるにはどうしたらいいか。結論から述べますと、
「教育の収益率の高さを説明する」

です。

具体的に説明していきますね。
まず教育の収益率とは「教育によって将来その子がどれだけお金を稼げるようになるのかという、教育を受けることの経済的な価値」のことです。高校卒で働くのと、高校を卒業してからも大学なり大学院なりに進学して学び続けてから働くのでは、経済的にどれだけの差が開くのか、みたいなお話です。
子供の学力を上げる、一番の費用対効果が高い手段としてコンセンサスを得ているのが、この方法です。
特に、教育に対して過小評価をしている子供に対しては、この手段はかなり重要だと思われます。この説明をしてあげるだけで、「今のうちからでも一生懸命勉強しよう!」となってくれます。

上記に載せさせていただいた本の中で、具体的にどのように説明したらいいか、著者のやり方が書かれてあります。引用させていただきますと、

『高校を卒業後すぐに働き始めた人と、大学を卒業してから働き始めた人の間では、生涯で稼げるお金に、実に1億円の差があります。1億円を年末ジャンボ宝くじで当てようとすれば、その確率は1000万分の1です。交通事故で亡くなる確率が1万分の1、飛行機で事故にあう確率が20万分の1といわれている中、これは、ほとんど不可能といっていいレベルでしょう。しかし、宝くじで1億円が当たることを夢見なくても、大学へいけば生涯で稼げるお金は1億円高くなるのですよ』

生涯で稼げるお金が1億円増えると言われてもピンときませんが、1000万分の1という確率を用いること、その確率がどれだけ異常なものなのかを想像できる身近な事例を用いて教えてあげること、それらを踏まえた上で学力や進学の重要性を援用すること。
こうやって具体的に説明することで子供の中で学ぶこと・教育への姿勢が変わり、結果学力向上に結びつきやすいというわけです。

他にも子供の学力を伸ばす方法はいくつかありますし、エビデンスベースの実験も進められています。例えば、クラスを15~17人の少人数クラスにするとか、学習習熟度の近い人同士でクラスを組ませるとか。
しかしこれらは実行スピードに欠けますし、オペレーションコストもかかります。いっぽう、今回紹介した方法は単に説明したらいいだけなので、費用対効果としてはかなり高めです。お子さんがおられる方や教師をされている方は、どうやって勉強をしたらいいか(HOW)や何を勉強したらいいか(WHAT)の前に、なぜ勉強するのかの『WHY』の部分を丁寧に説明してみてください!


本題はここまでなのですが、ここから補足として「どうやって勉強のモチベをあげたらいいか」について触れていきます。
結論から言いますと、「インプットにインセンティブ(ご褒美)を組み込む」です。

教育や学習におけるインプットとは、「本を読む」とか「宿題をする」とか「授業をきちんと受ける」とか。
アウトプットは「テスト」とか「成績」とか「単位」とかになります。

よくありがちなのが「テストでいい点数とったらお小遣いあげるよ〜💓」ですね。これは、アウトプットにインセインティブを組み込んだ方法なのですが、これではあまりモチベは上がりません。
なぜなら、お小遣いはほしいんだが具体的にどうすればいい点数を取れるかわからないという状態に陥るからです。まあシンプルに勉強しまくればいいだけなのですが、何から手をつけたらいいかわからないという状況に子供は陥る可能性が生まれてしまいます。こうなると、モチベは上がりづらいです。

一方で、「この本を読んで少し内容のテストをしたらお小遣いあげるよ」という、インプットにインセンティブを組み込むような手法を用いると、なにをすればいいかわからないという状況に陥りません。ただ本を読めばいいと悩まなくて済むので、モチベも上がりやすいしインプットの質向上の結果としてアウトプットの質も上がりやすいです。

こんな感じで、もっと教育をエビデンスベースに進めていくと、面白いし子供のためになるよなあといったお話でした!ではまた。

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