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未来を創るために知っておこう「計画のグレシャムの法則」

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こんにちは、くにたけりんです。
今回は『未来を創るために知っておこう「計画のグレシャムの法則」』というテーマでお話していきます、ぜひ最後までお付き合いくださーい!

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では本題です。

まず「グレシャムの法則」とはなんぞやっといったところなのですが、wiki様によりますと…

「金本位制の経済の法則のひとつで、貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。一般には内容の要約「悪貨は良貨を駆逐する」で知られる。」

難しいですねぇ…
要は、市場に良い貨幣と悪い貨幣があった場合、良い貨幣はなくなっていき、悪い貨幣が多く出回るということです。結果的に悪い貨幣がいい貨幣を駆逐することから、「悪貨は良貨を駆逐する」と言えるというわけです。

この法則はもともと経済学が起点となって現れたものですが、これを応用した「計画のグレシャムの法則」というものもあります。とある記事によりますと計画のグレシャムの法則とは…

「目の前のルーチンワークに忙殺されて、創造的な業務が後回しになること。」
「計画におけるグレシャムの法則とは、日常的な意思決定やルーチンワークに忙殺されて、本来取り組まなければならない非日常的な意思決定や創造的な業務が後回しになってしまうことを意味しています。」

ということらしいです。
つまり、「ルーチンワークはノン・ルーチンワークを駆逐する」ということですね。

ここで、ルーチンワークとノン・ルーチンワークがそれぞれどんなものか整理すると、
ルーチンワークは日頃行っている作業ですね。前日の合計金額を計算して打ち込むとか、毎朝の会議とか、、、
なんでもいいのですが、普段からやっている、内容が基本的にはさほど変わらない業務のことです。
それに対してノン・ルーチンワークは普段とは全く違うことをすることで、例えば脚本を書くとか、新しいサービスを考えるとかが当たりそうです。

ちょっと曖昧なので、これら二つを分け隔てるものはないかというと、「過去と現在の延長線上になるものかどうか」です。
過去と現在の延長線上であり、改善やアップデートをくりかえすものの似たようなものしかうまない場合はルーチンワークである。
過去と現在から考えたら絶対に誕生しなかったであろう、革新的なアイディアや商品はノン・ルーチンワークの所産である、と。

これを踏まえた上で今回の記事で言いたいのは、ノン・ルーチンワークで未来を創れ、ということです。

iPhoneはイノベーションの一つとして知られていますが、あれはまさにスティーブ・ジョブスという人類のノン・ルーチンワークが生んだものです。実際、彼は周りからかなり異端な人間とされていました。でも、そういう存在が新たな未来を創るのです。

今までやってきたことを改善&アップデートするのは、人間よりもAIの方が得意です。過去のビックデータからより良い判断をしてはくれますが、それはいつだってbetterであってbestではありません。

携帯電話の延長線上にiPhoneがないように、今までの作業の延長線上に革新的なものは生まれづらいでしょう。
しかし、現代人はルーチンワークで忙しいために、革新的な商品や物事の本質であるノン・ルーチンワークを怠っています。
夢や希望や本質的価値が内包されている未来は、過去そして現在の延長線上にある未来によって駆逐されているのが現状でしょう。

思考停止にルーチンワークをこなすのではなく、いったんスケジュールに余白を開けてノンルーチンワークをすることが、仕事でも人間関係でもなんでも重要だと思いました。

思考停止は、その人個人の能力よりも、毎日忙しいという環境によって引き起こされています。
イノベーションに必要なのは『余白である』という結論に至りますね。


ということで今回は『未来を創るために知っておこう「計画のグレシャムの法則」』というタイトルでお話させていただきました。
また別の記事も読んでやってください!ではまた

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