今だけを切り取り、未来を無視して他人を批判するのは簡単だ

ミュージカル「えんとつ町のプペル」を応援しています。7月3日にYoutubeにて全編無料公開されるので、こちらの動画のリマインダーをONにしてみんなで応援しましょう!! #えんとつ町のプペル無料
https://youtu.be/NYPy4vh3_dQ


おはようございます、くにたけりんです。
今回は「今だけを切り取り、未来を無視して他人を批判するのは簡単だ」というテーマでお話ししたいなぁと思っております、どうぞ最後までお付き合いください!


※インスタグラムやってます!フォローしてね!
https://www.instagram.com/rin1028k/

では本題です。

僕はビジネス書をよく読んでいるのですが、なぜと聞かれたら理由は結構曖昧で、
「今までずっと読んできたから」(現状維持バイアス)
「頭が良くなりたいから」
「知的好奇心を満たしたいから」
などなどです。

確か10年前ぐらいのデータだと、日本の大学生は4年間の中でアカデミックな、学びになる本を合計100冊は平均で読むそうです。そういわれると少し焦りますよね、僕ももっと読んでかしこくならなきゃ!!と毎日頑張っております。

こういった感じで僕もなにかしらをコツコツ頑張っているのですが、現代の日本人の特徴として「努力しても報われない」という価値観がかなり強いという点があるそうです。

高度経済成長期、つまり昨日より今日、今日より明日と日々を重ねるにつれ経済が成長し自分達の所得がぐんぐん伸びていた時代は、みんな独自にゴールを設定しそこに向けてひたすら走っていました。そんな中でのアイデンティティで重要なのは資格や社内でのポジジョンや今までの実績などの「獲得属性」です。
一方生まれてから経済が低迷し続けており自分の所得や生活水準が一向に上がる気配がないこの30年近くで思春期を過ごしてきた方たちは若者という部類に入るために全体としてはマイノリティ、自分達がどれだけ選挙で票を入れようとなにも変わらないし、どれだけ勉強しても給料が上がらないという経験をしているため、その人たちのアイデンティティで重要なのは努力によって得た社会的名声としての「獲得属性」ではなく、自分でコントロール不可な家柄だったりセンスだったりの「生得属性」になります。親ガチャという言葉が流行ったのも、こういった背景が1つ理由として挙げられます。

正当属性をアイデンティティの核として持っている方々は、努力しても自分の生活が良くはならない、社会が悪くなっていってもそれらを変えることはできないので受け入れるしかない、といった従順な姿勢になりやすいです。目の前に起こるなにもかもは元々決まっていたことで、それを受け入れることが生きるということだという価値観を、言語化や意識下に持ってくることは出来ずとも、どこかで持っているでしょう。

たしかに、短期的なスパン(1日や1ヶ月)でみたら努力が報われていないことが大半でしょう。生活水準や幸福度もなんら変わっていないかも知れません。しかし、もっともっとロングスパンでみると、1日1日の積み重ねが大きな結果に結びつくことは経験からも理屈からもわかると思います。
僕だって最初はめちゃめちゃアホだったし(今もだけど‼︎)、ビジネス書1冊読んだだけで何かが変わったかと聞かれたらなにも変わりませんでした。けど、その一瞬だけを切り取って物事を考えるのがほんとよくなくて、もっと長い目で人生を見る必要があると思います。

「今の若者ってさあ」と若者を皮肉るおじさんをよく見かけますが、たしかに若者はあなた方に比べたら劣るところがいくつもあるでしょう。ビジネススキル、社会での作法、知識量、どれをとってもそうです。しかし、人生をより生きた先輩が後輩のその一瞬だけを切り取って批判するのはうんこにもほどがあると思っていて、さっきあげたそれらはどれだけそれを経験しているか・反復してるかによって大きく変わりますよね?なら長く生きたほうが有利に決まっています。
その一瞬だけを切り取って批判するのは簡単ですが、もっとロングスパンで物事を考えて、その一瞬がどれだけ批判的なものであろうとも一個の通過点と捉える必要が、議論ばっかしてる日本人にはもっと必要なのかなあと思いました。

もっと投資家的な目線を持たなきゃなあと、自分への戒め記事でした!

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

※インスタグラムやってます!フォローしてね!
https://www.instagram.com/rin1028k/

いいなと思ったら応援しよう!

くにたけ りん
ご支援ありがとうございます!!これからも皆様をワクワクさせられるような記事を書いていきます!!