職場のバレンタイン
今日は、バレンタイン。
この時期になると、いつも思い出す。
退職する前の年、居心地の悪いバレンタインを過ごしたことを。
肩身の狭いバレンタイン
すでに、退職しようと心に決めていた私は、もはやバレンタインの存在すら忘れてしまっていた。
というより、職場でのバレンタインはそっと幕を閉じてしまおうと思っていた。
係の女性職員は私だけ。
1人で40人近くの人に配るのはかなりキツい。
もう、いっか。忘れたふりしちゃお。
どうせ当日夕方までいないし。
と思っていた、バレンタイン当日。
・・・夕方戻ったら、女性職員が全員にチョコを配っている。
配っているのは、事務職の30代女性職員2人。
近くに警視クラスがゴロゴロいると、どうしても配らざるを得ない。
それはわかっている。
・・・なんで声かけてくれなかったのよ~!
あげるなら一緒にお金出したよ~…。
なんて思っても、後の祭り。
自分の係には、【バレンタインを忘れた女子力の低い女】としてふるまい、後で『ご自由にどうぞ』的な意味合いを込め、チョコとせんべいを机に並べて終わるというなんとも苦いバレンタインになってしまったのです。
なんで、こんな肩身の狭い思いをしなければいけなかったのか、今でも謎です。
職場バレンタインのメリットとデメリット
何でもかんでもメリットデメリットで比較するのもどうかと思うけど、職場でのバレンタインって結構意見が分かれる気がするんですよね。
私は、最終的に【職場では配らない】って選択をしたのですが、結果、居心地の悪さも感じてしまいました。
メリット
季節感を味わえるし、コミュニケーションを取れるってのがメリットですよね。
誰でも、バレンタインにチョコレートもらえたら嬉しいもんです。
おまけに、チョコレートを通して、コミュニケーションが生まれる。
特に、警察の職場では、コミュニケーションを重んじる傾向があるし、コミュニケーションが取れてないと仕事が回らない面も多々あります。
そう考えると、チョコを配るだけで仕事がしやすくなるんであれば、安く済んでいると考えてもいいのかもしれません。
デメリット
めんどくさい。
お金がかかる。
警察官だと、女性職員が少ないので、なかなかの金額を負担せざるを得ません。
あと、めんどくさい。
ほんとに最後はめんどくささが勝ってしまいました。
でも、配らないと私みたいに居心地の悪さを感じてしまうこともある。
難しいとこです。
【返報性のルール】が生きてしまう女性職員間でのチョコ交換
もはや、イベントとも化しているバレンタイン。
義理チョコ、友チョコを配る文化。
これはこれであってもいいとは思うんだけど、もらったら返さなければっていう”返報性のルール”なるものが。
女子のみに配る友チョコ(職場バージョン)もそのひとつ。
男性職員に配るチョコに加えて、同僚の女性職員に配るチョコも用意しておくのが主流になっている。
私は、先陣を切って職場バレンタインをやめようとしたんだけど。
これまた用意していないとなかなか肩身が狭い思いをするんですよ。
今読んでいる本が、まさにその行動を裏付けているような気がしてならない・・・。
分厚い本なので、少しずつしか読めてないけど、アッと思うことが多々ある。
その中に書かれている【返報性のルール】
何かもらったら、お返ししなければいけないっていう心理の働き。
バレンタインもらった男性職員はホワイトデー返さないとだし、同僚チョコをもらったら返さなきゃって思うし。
詐欺にあったときもそうだけど、私は本来こういったものに引っ掛かりやすいのだ。
まとめ
もしかしたら、今日肩身の狭い思いをしている女性職員がいるかもしれません。
手を打つために、本当は昨日この記事を書いてあげればよかったかも。
でも、職場でバレンタインを配るかは、個人の自由!
でいいと思います。
素敵なバレンタインをお過ごしください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
スキしてくれると嬉しいです☆