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WWA【プリンセスロード】について
こんばんは、ウエハラアオイです。
PLiCyにWWA作品をアップする方法を学んだので、いくつかの作品をアップロードしてみました。
そのうちのひとつ、プリンセスロードについて今回は語ろうと思います。
まずはこの作品、いつの作品だということなのですが、ホームページにアップしたのが2007年3月27日、であり、もう15年近く前の作品ということになります。
当時私は中学生。今思えばまだまだケツの青いクソガキです。そんなクソガキがクソガキなりに考えて、自分の言いたいことを詰め込んだのがこの作品。
それまでの十字路の猫作品は、失われた記憶、島暮らし、City Lifeなど、どちらかというと製作者の気持ちは殺して作成していた(というよりそこまでクオリティが高くなかった)中、おそらくメッセージ性を作品に初めて持たせた作品がこれになります。まあ、そのメッセージ性も今から考えれば的外れというか、ちょっとズレてたりしますけど。そういう意味でも、大きな一歩を踏み出させてくれた作品であります。
システム的にもこの作品でかなりレベルアップしたなと実感してます。当時、個人的には一流WWA製作者の証とも感じていたコマンドバトルをそれなりに面白いレベルで突き詰められました。一応、TEENという作品が十字路の猫として初めてのコマンドバトルなんですが、これはお世辞にも面白いといえるものではなく、バグが多すぎて進まなくなることも多々あるという完成度がかなり低いものでした。プリンセスロードではいろんな特色のある武器への変更などもできて、使っていてもかなり楽しかったです。
隠し要素もかなりあり、色々やり込める点もいいと思います。マルチエンディングですし。1番難しいエンディング以外、バッドエンドですけどね。
当時中学生だった私は、インターネットに触れて間もない、というのもあり、かなり右寄りな思想だったのが正直なところです。この作品にも細かいところでかなりその思想が反映されています。大枠ではないですが。それも一つの考え方ではあるのですが、今とは全く違う考え方、価値観ですね。一応その辺が注意点かもしれません。
とにもかくにも、重要な転機となったこの作品。ここから、システムとストーリーにこだわる作品が生まれていくことになります。更新頻度もかなり落ちていくことになるのですが。
(この作品までは、新作は半年に一回とかそんなレベルで出してましたが、これ以降、制作期間が1年以上になっていきます。)
自分を変えてくれたこの作品。今プレイしてもなかなか楽しめる作品なので、ぜひPLiCyや、十字路の猫ホームページからプレイしてみてください。