エッセイ ｜ 白馬の王子vs黒馬のゾロ

いくつになっても白馬の王子様は憧れです。

馬が登場する映画はたくさんありますが、馬に乗った男性が女性を拾い上げ乗せてくれる、私の大好物のシーンが2つあります。

ひとつは『ニューヨークの恋人』
過去から現代にやってきたヒュー・ジャックマンが、ひったくり犯を追いかけるメグ・ライアンを助ける為に観光用の馬車から白馬をお借りして、タッタカ、タッタカ走ってきて、彼女をヒョイと拾い上げ馬に乗せてくれるのです。

それは白馬に乗った王子そのもの！！
何度観ても｢大好き！｣と思ってしまうシーンなのです。

もうひとつは『アラン・ドロンのゾロ』
快傑ゾロのアラン・ドロン版です。正体を隠し悪をやっつける典型的な正義のヒーロー的な映画なのですが、私はこれも大好物です。

まずアラン・ドロンが好きです。
黒づくめのゾロの素敵なこと！！
マスクをして顔が見えないのにかっこいい。
アラン・ドロンの瞳の色が美しい。

これまたヒロインであるオッタヴィア・ピッコロを馬に乗せるシーンがたまらない！

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『アラン・ドロンのゾロ』は子どもの頃にテレビで観てキュンとしてしまってから、もうずっと好きで、たまに観てはうっとりしています。
吹き替えの野沢那智さんの声が最高でもあります。

『ニューヨークの恋人』は大人になってから観た映画ですが、ヒュー・ジャックマンが紳士で素敵！ヒューという名は皆かっこいいのだろうか。個人的には若かりし頃のヒュー・グラントも大好きです。

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話は馬に乗った王子に戻りますが、どちらがいいか選ばなくてはらないとしたら、すごく迷う。
アラン・ドロンもヒュー・ジャックマンもそんなことは知ったこっちゃないだろうが、いつも勝手な妄想をしつつ悩む私なのでした。

一週間の始まりは憂鬱ですが、『アランドロンのゾロのテーマ』を聴きながら、今夜はおやすみなさい。

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