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映画鑑賞 | シェルブールの雨傘
映画『シェルブールの雨傘』
監督脚本 ジャック・ドゥミ
主演 カトリーヌ・ドヌーヴ
音楽 ミシェル・ルグラン
1964年 フランス 西ドイツ合作
ミュージカル恋愛映画
映画『ラ・ラ・ランド』がこの映画の影響をうけているとは耳にしていて、しかし『ラ・ラ・ランド』もまだ観たことがなく…
『バビロン』を昨年劇場で鑑賞しましたが、劇中に流れたある曲が『シェルブールの雨傘』に流れていた曲と同じ?(もしかしたら似ているだけかもしれませんが…)
あ、同じ監督デミアン・チャゼルだから、『バビロン』にも『シェルブールの雨傘』の一部を入れたのだな…と勝手に解釈しました。
カトリーヌ・ドヌーヴは美しかったです。
ミュージカル映画はどちらかというと得意ではないのですが、シンプルなストーリーでありながら鮮やかな色彩の映像は飽きることなく90分はあっという間でした。
ラストはとても切なかった。
有名すぎるこの曲はもちろん知っていました。
やっと映画に流れているこの曲を聴けたなという気持ちです。
私がこれまで読んだ全ての恋愛小説、映画、ドラマは『シェルブールの雨傘』の影響を受けているのではと感じたほど、最近ではあまり珍しくはないストーリーですが、恋愛の泥沼や罵り合いなどはなく、最初から最後まで美しい映画でした。
全編全てが音楽というのは当時にしては画期的だったそうです。
これでやっと『ラ・ラ・ランド』を観ることができます。
またいつになるかわかりませんが…
今から古い映画を片っ端から鑑賞するのは無理でしょう。でも本当はそうして新しい映画を鑑賞したい。そして数秒でもいいから昔の作品をリスペクトしていると気づくことができたら、自分だけがちょっとだけ深く映画を感じられたような気持ちになり幸せなのに…といつも思います。