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エッセイ | 梅、実をつける

桜は満開
世間は桜、桜…
あちらこちらで綺麗に咲いています。

そんな景色の中、梅の木に実がついていることに気がつきました。

花が咲いている時は、メジロをはじめとする野鳥たちが賑やかだった梅林も今はひっそりしています。

木は鳥や昆虫たちのおかげでたくさんの花が受粉し、今は実を大きくすることに力を注いでいます。

昔の日本のお花見といえば、梅だったといいます。初春に梅の花を楽しみ、その後は梅の実を収穫して塩で漬け食する。

中国から渡ってきた梅ですが、日本人の生活に合っていたのでしょう。
合理的で無駄のない生活に思います。

幼少の頃、梅干しの種の中には天神様がいるから食べてはいけないと言われていましたが、小梅のそれはしっかり食べていました。

調べたところ、胚、じんさねなどと呼ぶようです。
菅原道真公がお好きだった梅干しに関係しているとのこと。

梅干しの種の中の天神様が、菅原道真公だったとは!

今年に入ってから、菅原道真公、三度目のご登場でした。

なんか…あるのかなぁ
今度、近くの天満宮へお参りにいこうかしら。

梅の実
梅の実

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