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記事一覧

終恋色

終恋色 恋愛中は濃い桃色。 その恋が終わると色が薄くなっていきます。 想いが薄れていくと…

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パッションフルーツ | #実食してみた

わたし、好き嫌いがないので…… たいがいのものは食べられます。 食わず嫌いだったけど………

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霧のサンフランシスコ | #シロクマ文芸部

 霧の朝だった。古びたホテルの窓から見える景色は綿あめのような真っ白な霧で覆われていた。…

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秋色 | #シロクマ文芸部

紅葉カラーは赤系だけのことかしら。 赤系はもちろんのこと、秋色が好きです。 えんじ色やモス…

須木本りく
13日前
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爽やかに浸る | #シロクマ文芸部

爽やかな香りが好きで使っているハンドクリームがある。 それは柚子の香りだ。 今年もハンド…

須木本りく
4週間前
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映画鑑賞 | マチネの終わりに

映画『マチネの終わりに』 監督  西谷弘 原作  平野啓一郎 出演  福山雅治         石…

須木本りく
1か月前
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東京ドーム | #青ブラ文学部

野球好きのあの人と東京ドームへ行ったのは何年前だっただろう…… たった一度だけ、二人で野球観戦した東京ドーム。 会社が購入している販促用のボックス席が社内のくじ引きで当たったからだった。 新宿から総武線で7駅目の水道橋で降り、少し歩くと目の前に白くて大きな屋根が見えてきた。 「野球場に屋根あるってすごいよね」 ドームの中に入ると耳が詰まる感じがしたけれど、すぐに慣れて気にならなくなった。 「天井すげぇ~」 試合が始まるまで、天井を見上げ、あそこはどうなってるんだ

やりがい

片山ミズキは入社後の研修期間を経て営業管理部に配属された。そろそろ一年が過ぎようとしてい…

須木本りく
1か月前
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風の色 | #シロクマ文芸部

「風の色が見えるの」 彼女は悲しそうにそう言った。 具体的に何色がどうなんだか聞きはしなか…

須木本りく
1か月前
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エッセイ | 感情の濃度 | #青ブラ文学部

子どもの頃は泣いて、笑って、怒って…… 感情の濃度は高かったと思います。 だいぶ大人になり…

須木本りく
1か月前
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エッセイ|ほくろ除去の話|#青ブラ文学部

これまで痛かったことたくさんありますが、痛みに対してはほとんど泣かずに過ごしてきました。…

須木本りく
2か月前
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私にもまわってきた!ドキドキです! | #ミエハルカラオケ残暑バージョン

camyuさんからバトンを受け取りました。 ご紹介いただき、ありがとうございます!! 『ミエハ…

須木本りく
2か月前
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エッセイ | #はじめて切なさを覚えた日 | #青ブラ文学部

はじめて切なさを覚えた日…… 家族のこと、好きな人のこと、昔のことを思い出そうとしました…

須木本りく
2か月前
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今朝の月 | #シロクマ文芸部

今朝の月…… どこかな月…… あった! 青空にぼんやり浮かぶ白く丸いものを確認すると、ユナは最寄り駅へと向かった。 出勤時、空を見上げて白い月を探すのが毎朝のルーティーンになっている。 深夜に黄金に輝いていた満月が翌朝に影を潜め空に浮かんでいる様子はまるで家庭内の自分のようだとユナは思う。 自動車部品を作っている小さな町工場で事務仕事をしている。 就職活動の際、大企業の面接に疲れ、気まぐれで応募したこの町工場は社長も従業員も人柄が良く、 ここで仕事をしたい! と