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脱うつ日記(2)

2日目にして早くも空いてしまいました。
でも気にせず淡々と脱うつ記録をしていきます。
3日目ですが日記(2)です。

脱うつ傾向にあるとは言え、やっぱり上がるのは夕方からですね。

日内変動。
朝が一番ひどくて、夕方から良くなりはじめ、夜には絶好調になる。
これは子供の時から変わってません。
もう30年近くの付き合いです。

料理はメンタルに良いです

脱うつの取り組みというか、メンタルに良いことの一つに「料理」があります。
今日はジャーマンポテトを作りました。

もともと僕は料理が苦手でまったくしなかったのですが、それはうつ状態だったからで、最近は気分が上がるとむしろ料理をしたくなります。

きっかけは数ヶ月前、料理研究家のリュウジさんの動画をYouTubeで見たことでした。
少しうつが良くなった時、たまたまYouTubeのおすすめに出てきたんですね。
たしか「油そうめん」だったか、油そば風の、ごま油でこってり味付けしたそうめん料理で。

手順も簡単で、これならできるかも…と思って作ってみたら、美味しかったんです。

その後、チャーハン、サバの唐揚げ、卵黄の琥珀漬け、オムライスなどを作りましたが、全部美味しくて。
美味しいと嬉しくてまた作りたくなるんですよね。

という具合でしばらくやってみて思ったのが、「料理はメンタルに良い」ということ。

もともと美味しいものを食べるのが好きなのですが、その美味しいものを自分を作れるというのが嬉しいし、できていくプロセスが楽しいんですよね。なんというか、「意味のあることをしている」感覚があります。

それでいて無心になれるんです。
僕は素人なので何も考えずレシピ通りにやるだけなんですが、それがむしろいいのかも。

もちろん激うつの時に無理してやるのは良くないですが、ちょいうつくらいまでなら積極的に料理したほうがメンタルは上がります。

うつ・フラット・躁。ほとんど別の人間になります

もともと料理が苦手と言いましたが、以前はほんとに嫌いで、例えば卵焼きみたいな簡単な料理でも上手くできず、わちゃわちゃして失敗して、イライラして「俺は料理は向いてない!もう料理はしない!」って妻に宣言してたくらいで。

でも、あれはうつ状態だったからなんですね。
双極性障害のⅡ型はうつの期間が長いことが多くて、あまりに長く続くとうつの時が本当の自分の人格だと思いこんでしまいます。
「自分はできない人間なんだ」と。

人間は常に自分をモニタリングしていて、自分の力量を把握し、目の前の課題に対して「これはできる」「これはできない」を無意識に判断しています。

うつ状態の時は脳の働きが鈍りますから、できないことが増えます。
上手くできない、できてもすごく苦労する…という経験が重なると、自己評価がどんどん下がり、以前は簡単だったことでも「自分には無理だ」となってしまいます。

なのでうつがひどい時には料理はしないほうがいいです。
もちろん僕が主夫でもなくて、毎日やらなくてもいいから言えることですが。

躁の時は料理が楽しいです。
作業療法的な感じで、メンタルの療養に料理を取り入れてもいい気がしますね。

それは余談ですが、料理嫌いを自認してた自分が今では料理でストレス解消できるくらい、躁うつ病というのは人格が180度変わります。

今は好調ですが、またうつは必ずやってくるので、いま楽しいと思えることをやれる時にやっておきます。


久しぶりに日記書くと、まとまらないもんですね。毎日1000文字程度でささっと書きたいのですが、どうしても長くなってしまいます。

まあそのうち慣れるでしょう。

また次回!

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